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山の神に捧(ささ)ぐ ~秩父夜祭~

投稿時間:2020年1月12日 08:24 | 投稿者: | 

titibum.jpg埼玉県秩父市は、江戸時代から養蚕や絹織物で栄えてきました。「秩父銘仙」の技を次の世代に引き継ぎたいと奮闘する機織り職人の3世代家族。地場産業であるコンクリート製造を支え続けてきた武甲山。その伏流水を使いカフェを始めた男性の思い。また武甲山に住む水の神へ感謝を示し、豪華な山車が行き交う秩父夜祭では、祭囃子に魅せられた若者が太鼓で祭りを盛り上げます。ふるさとの伝統を受け継ごうと奮闘する人々の物語です。


今回の放送内容

titibu1.jpg昭和の最盛期には500軒近くあったという秩父銘仙の機織り工場。今では数軒にまで減りましたが、新井啓一さんの工場では今も親子3代で伝統を守っています。


titibu2-2.jpg織物業が衰退したのち、秩父を支えたのは、セメントの材料として切り出される武甲山の石灰岩でした。金物店を営む島田憲一さんは、身を削ってまで秩父を助けてくれた武甲山に感謝の気持ちを抱いているといいます。


titiibu3.jpg

武甲山の水の神・龍神の御霊を山へお返しする秩父夜祭。井上新太郎さんの一家は、代々、祭りと深く関わってきました。世話役を務める父・喜郎さんに教わりながら、太鼓の稽古に励みます。


秩父へのアクセス

<電車>

西武池袋線「西武秩父」駅 もしくは 秩父鉄道「秩父」駅下車

<車>

関越自動車道「花園」ICから国道140号を利用


問い合わせ先

秩父の観光などについて
秩父市役所産業観光部観光課 0494-25-5209


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