投稿時間:2019年8月 4日 08:24 | 投稿者: |
北海道・南暑寒岳。ペンケペタン川をさかのぼった山の中腹には雨竜沼(うりゅうぬま)湿原が広がります。さまざまな花が咲き誇る湿原は“北海道の尾瀬”と呼ばれ、多くの人に親しまれてきました。美しい湿原を愛して麓の町に移り住み、息子にもその素晴らしさを伝えようとする父親。危機にひんした湿原を守ってきた男性。病を乗り越え、30年ぶりに山頂を目指す夫婦。南暑寒岳と雨竜沼湿原に思いを寄せる人々に出会う旅です。
今回の放送内容
雨竜町で宿を営む重久晃範さん。仕事の合間をぬって訪れた雨竜沼湿原に心を奪われ、この町に移住しました。この日はじめて、一人息子の春人くんにもその風景を見せたいと、二人で湿原を目指します。
雨竜生まれの簑島金次さん。1970年代の登山ブームで湿原は一時荒れてしまいましたが、仲間たちに呼びかけ、ゴミ拾いや見回り活動をしたり、湿原を傷めない木道の整備にも力を尽くしてきました。
頂上にたどり着いた五十嵐秀寿さんと妻の明子さん。秀寿さんは15歳まで山すその開拓地に暮らしていました。開拓は断念され、ふるさとはなくなりましたが、久しぶりに見た山頂からの景色に在りし日のふるさとの記憶がよみがえります。
雨竜沼湿原、南暑寒岳へのアクセス
〈電車〉
JR函館本線「札幌」駅→「滝川」駅(特急約50分)→空知中央バスで「雨竜町」へ(約25分)
または 札幌駅前ターミナルからバス「高速るもい号」で雨竜町(約2時間)
雨竜市街から登山道入口のゲートパークまで約50分
〈車〉
道央自動車道「滝川」ICから雨竜市街まで20分、雨竜市街から登山道入口のゲートパークまで約50分
問い合わせ先
▼登山などの情報について
雨竜町 産業建設課 商工担当 0125-77-2248
雨竜町 観光協会 0125-77-2673