2019年02月24日 (日)
紙漉(す)く女神の里 ~福井県 越前市~
福井県越前市の山間にある五箇(ごか)地区は50軒の工場が並ぶ越前和紙の産地。この町では古くから紙漉(す)きは女性の仕事です。戦後の建築ブーム、ふすまや障子紙の生産を担った女たち。この道50年のベテラン女性は、紙漉きに使う道具作りを学び、衰退の一途をたどる町を支えます。美しい模様和紙を手がける工房では、一人の若き女性が父から秘伝の技を教わりました。脈々と受け継がれるたくましき女神たちの魂に触れる旅です。
投稿時間:08:24 | カテゴリ:小さな旅のしおり | 固定リンク