2020年02月02日 (日)
幸せの赤い提灯(ちょうちん)~長崎県 新地中華街~
春節を迎え、赤いちょうちんが輝く長崎市の新地中華街は、日本で最も歴史のある中華街です。先祖が開いた店を受け継ぎ、日本に帰化した今も中国人としての一家の歴史を大切にしながら生きる花火店の店主。華僑だった妻の父の味を守り、長崎の食文化を後世につなごうと奮闘するちゃんぽんの製麺所の2代目。一度は途絶えてしまった中国伝統の"龍踊(じゃおどり)"を復活させた日本人たち。国境を越えて共に生きる人々の暮らしを見つめます。
今回の放送内容
(2019年3月3日に放送した番組のアンコール放送です)
新地中華街で見つけた花火の専門店。3代目店主の張仁春さんは、明治時代に長崎に渡ってきた華僑の子孫です。
中華街の中心部にちゃんぽんの製麺所がありました。食感や独特の風味の鍵を握るのは、中国から伝来した「唐灰汁(とうあく)」という成分です。
長崎の空に舞う、勇壮な龍踊(じゃおどり)。江戸時代、唐人屋敷に住む中国の商人たちが踊ったのが始まりです。
長崎県 新地中華街へのアクセス
〈電車〉
JR「長崎」駅で長崎電気軌道(路面電車)に乗り換え「長崎駅前」→「新地中華街」電停(約10分)
〈車〉
長崎自動車道「長崎」IC→出島道路経由 降りてすぐ
問い合わせ先
▼長崎の観光について
長崎市コールセンターあじさいコール 095-822-8888
▼長崎新地中華街について
長崎新地中華街商店街組合 095-822-6540
投稿時間:08:24