2017年06月18日 (日)

うずしおの海 光るころ ~徳島県 鳴門市~

narutomain.jpg徳島県鳴門市周辺の海は、さまざまな顔を見せます。大渦で知られる「鳴門海峡」。内陸に入り組むように伸びる「小鳴門海峡」。その奧に静かに広がる「ウチノ海」。海岸線には、海峡が生み出した白い砂地も連なります。観光客を楽しませる観潮船や、真珠の養殖イカダから生まれたイカダ釣り。砂地で育てられる、白くて歯ごたえのよいらっきょう。海の特徴に合わせ、営まれ、大切にされてきた暮らしを訪ねます。


今回の放送内容

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徳島県と淡路島に挟まれた鳴門海峡。約1.3kmという幅の狭さが、日本一速い潮流を生み出します。そこに現れるのが、鳴門名物の渦潮。遊覧船からはその姿を間近に楽しむことができます。遊覧船の若手船長・橋本和宣さんは、渦潮に巻き込まれないよう細心の注意を払いながら、ギリギリのところまで船を近づけていきます。渦潮の迫力に歓声をあげる観光客。その舞台裏には、ふるさとの魅力を味わってもらいたいと渦潮に向き合う、船長の姿がありました。


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海峡の山向こうには、激しい潮の流れと打って変わり、山々に囲まれた穏やかな「ウチノ海」が広がります。その穏やかさを活かして行われているのがイカダ釣り。イカダを貸し出す髙橋貴美子さんと夫の勝さんの元にも、豊かな景色の中で釣りを楽しもうと、関西方面から多くの客が集まります。昔は真珠の養殖に使われていたというイカダを使って、貴美子さんの父親が始めたイカダ釣り。ふたりはお客さんとの関係を大切にし、ウチノ海に抱かれて暮らしています。


naruto3.jpg鳴門海峡を望む海岸のそばには、砂地の畑が広がっています。「銀砂」と呼ばれるこの地の砂は、水はけが良く、肥料を蓄えやすいため、作物の栽培に適しているのです。ここで盛んに栽培されているのは、白さが自慢のらっきょう。収穫時期の5月、6月、農家は作業に追われ大忙しです。収穫したらっきょうの根などを切るのは「切り子」と呼ばれるお手伝いさんたち。農家の正木さん親子は、地域の人たちの協力に感謝しながら、海の恵みを代々伝えていきます。


旅人・山本哲也アナウンサーより

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四国勤務経験のある私も、鳴門にこんな素敵なところがあるとは知りませんでした。うず潮は知っていたものの、間近で見たのは初めて。あれほど潮の流れに落差があるとは。ウチノ海の山からの眺望は素晴らしく、釣り船の高橋さん曰く「私の知る限り、この眺望はパラオかウチノ海かというほど」とのこと。ラッキョウ栽培の正木さん親子、お父さんは私と同い年。息子と一緒に働くうれしさがじわ~っと伝わってきます。らっきょう用の包丁を研ぐ息子さんの姿には、地域を支えていくんだという内に秘めた強い思いを感じました。地域が生き続けていく瞬間を見たような気がします。


鳴門海峡へのアクセス

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〈車〉
神戸淡路鳴門道「鳴門北」ICから約5分

〈バス〉
高速バス「大阪梅田」→「鳴門公園口」下車(約2時間)

〈電車〉
JR高徳線「高松」駅→「池谷」駅でJR鳴門線に乗り換え→「鳴門」駅(約2時間20分)→路線バスで「鳴門公園口」下車(25分)


問い合わせ先

▼渦潮や遊覧船、その他鳴門市の観光全般について
 鳴門市うずしお観光協会 088-684-1731

 

 

投稿時間:08:24


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