2016年12月04日 (日)

紅葉かがやく公園で ~山梨県 甲府市~

kofumain.jpgおよそ19万人が暮らす山梨県甲府市。街の中心から歩いて10分ほどのところに大きな市民公園があります。紅葉の木々が生い茂る森、野鳥が訪れる池、小中学生が30円で入れる動物園など。明治時代から続く市民の憩いの場として親しまれています。父のあとを継ぎ、子どもたちに夢を与え続ける紙芝居師。子どものころにあこがれた獣医師になり、公園に戻ってきた女性など、公園とともに人生を歩む人たちに出会う旅です。


今回の放送内容

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公園では、「カンカンカン」という拍子木の音が聞こえてくると、たくさんの子どもたちが集まってきます。紙芝居師の小倉功さん(65歳)に会いに来るのです。30年近く、この公園で紙芝居を披露し続けている小倉さん。山梨の方言「甲州弁」を交えたユーモアたっぷりの語り口で、子どもたちをいつも笑顔にしています。そんな小倉さんのお父さんも紙芝居師。甲府の子どもたちに夢を与え続けてきた父の思いを、小倉さんはしっかりと受け継いでいます。


yuki2.jpgのサムネイル画像公園の一角にある掲示板。地元の人たちが、訪れる人たちの交流のために設置したものです。掲示板には、人々の穏やかな表情が写し出された数々の写真。撮影しているのは、近所に住む渡辺眞人さん(70歳)です。撮り始めて5年、いまでは渡辺さんの写真を楽しみに公園に来るという人もいます。しかし、ここ1年ほど、渡辺さんは病気を患って自宅療養していたため、写真を撮りに来られませんでした。久しぶりに公園を訪れた渡辺さん。写真を通じて出会う人々の何気ない日常の姿に元気をづけられるといいます。


yuki3.jpgのサムネイル画像公園の一角には、小さな動物園があります。大正8年に開園したこの動物園、生き物たちを身近に感じられる場所として親しまれています。動物園の獣医師、秋山多江さんは、子どものころ、この動物園に通って生き物とふれ合ったことで、獣医師になる夢を持つようになりました。訪れる子どもたちにも動物に興味を持ってもらい、いのちの大切さを学んでほしいと、試行錯誤する日々です。そんな秋山さんには、気がかりな動物がいました。生まれつき脚が弱い、ワライカワセミのヒナです。


旅人・山田敦子アナウンサーより

yukiyamada.jpg公園、というものの価値について、なんだか考えてしまった旅でした。関わりない人にとっては単なる町なかの公園。でも一歩中に入ってみると…毎朝体操をする人、朗読の練習をする人、一本のケヤキに思いを寄せる人、紙芝居のおじさん、おじさんを待つ子ども達、公園で撮る写真が生きがいの人…いろいろな人にとって、ここが特別な場所だということが分かってきます。どんなささやかな公園も、誰かにとっ ての「特別」なのでしょうか?そういえば、子どもが小さいとき通いつめた、近所のタコの滑り台のある公園。今どうなっているでしょう?今度行ってみようかな。


遊亀(ゆうき)公園へのアクセス

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〈電車〉
JR中央線「甲府」駅南口→山梨交通バス伊勢町行き「遊亀公園前」下車
(もしくは甲府駅から徒歩約30分)

〈車〉
中央自動車道「甲府南」ICから約10分
(公園には駐車場があり、2か所で140台駐車可能です)


問い合わせ先

▼遊亀公園と動物園について
遊亀公園附属動物園 055-233-3875

投稿時間:08:24


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