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今回のおはなし

指導上の参考

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執筆:小瀬村 良美
(神奈川県平塚市立南原小学校 総括教諭)

子どもが興味を持つポイント

子どもたちは、低学年の生活科などで、秋の紅葉や実りの表現活動をしている。
落ち葉やどんぐりの実で遊んだり、何かを作ったりしている。
四季の中で、秋は季節感を体感しやすく、俳句での表現も情景を想像しやすい。

言語活動の案

1学期の「俳句①春・夏」の学習を経験したり、俳句作りの継続活動に取り組んだりしている場合は、子どもたちの経験を意識して展開したい。
まずは、紹介された俳句の情景を想像しながら声に出して読み、好きな俳句を選び、書き写す活動をする。想像した情景を絵に表す活動を加えてもよい。
「季語」に着目した活動では、秋と冬の季節に分けて、「季語集め」をする。「季語」のイメージを広げ、創作活動につなげる。

指導例

【学習のねらい】

  • 「俳句」に関心を持ち、情景を思い浮かべたり、リズムを感じ取りながら、音読や創作を楽しむ。

【指導の流れ】

  • (1)は基本展開、(2)(3)は扱う時間数や子どもの実態によって展開したい。
(1)俳句を音読や視写、絵で楽しむ。

<番組視聴をする。>

  1. 興味をもった俳句を発表する。
  2. 番組にでてきた俳句を確かめながら、音読する。(番組HPのワークシートを利用)
  3. 好きな俳句から想像した情景や連想する事物の絵をかき、俳句にそえて発表する。
    • 絵に表したものを俳句とともに、色紙にかいたり、短冊・しおりにしたりする。
(2)俳句を季語に着目して楽しむ。
  1. 番組にでてきた俳句の季語と季節を確かめ、季語に関心を向ける。
  2. 番組を再視聴し、一緒に音読を楽しむ。
  3. 好きな季語を選び、好きな季語の入った俳句を調べ、紹介し合う。
    • 調べる資料「歳時記」「句集」などを用意する。好きな俳句は暗唱したり絵をそえたりするなど、紹介方法を工夫させてもよい。
(3)俳句を創作活動で楽しむ。
  1. 秋(冬)の俳句の創作をする。
    • 「秋(冬)」から連想する言葉(心に残った景色やできごと、ものなど)を季語から1つ選ぶ。
    • 選んだ季語に合わせて写真を撮ることもよい。
    • 季語や写真から想像・連想した情景を短い文にする。
    • 五七五のリズムに合わせ、言葉や並び方を考え、俳句を完成する。
  2. 年間の計画に合わせて、創作したものは、句会を開いたり個人やクラスの作品集や歳時記としてまとめていく。・内容がより伝わるように、絵や写真をそえることを助言したい。