北海道の雄大な風景を望む滝川市の丸加高原展望台から始まる今回の旅。二十歳まで家族と暮らした滝川畜産試験場の展望台から見た景色が“こころの風景”です。お手紙には、すでに畜産試験場はなく、花・技術センターとなっていて、展望台もなくなっているとのこと。認知症になった父親にも見せたいという願いに応えられるのか・・・。高原を下り、激しい向かい風の中、服をはためかせながら進む正平さん。花・技術センターにとうちゃこし、草に埋もれた昔の住居棟を前に「憶えているかな、憶えているよね」とつぶやきます。展望台跡地は木々に囲まれ、草木に覆われていました。お手紙の方が遠くの山を眺めていた風景に少しでも応えるのか。展望台に近い高さの映像撮影に挑戦。果たして結果は・・・。

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