にっぽん縦断 こころ旅
正平さん、チャリオくん、スタッフの皆さん
こんにちは。
毎回楽しく見ています。
私のこころの風景は
『ばあちゃんの柿山』です。
私のばあちゃんは柿作りの名人で
毎年 賞をもらうほどでした。
夏の暑い日も冬の雪が降る日も
ほぼ毎日 柿山へ仕事に行きます。
私が仕事の休みの日にばあちゃんの
手伝いをしようと柿山に行きました。
ばあちゃんが土嚢を作り それを運ぶ
手伝いです。が、重くて重くて持てません。
私は土嚢袋を引きずり 目的のところまで
やっとの思いで持っていきました。
ふと、ばあちゃんを見ると軽々持って
歩いているのです。
体が丈夫なばあちゃんでした。
2006年1月に胃がんが見つかり、
その年の9月に亡くなりました。
あっという間でした。
闘病中もずっと柿のことを心配し、
ばあちゃんは私の母(ばあちゃんの娘)に
柿を託しました。
今でも美味しい柿が毎年とれます。
柿山へ行くと美しい蒲原平野が
見渡せます。
そして天国にいるばあちゃんも近くに
いる気がします。
柿「山」と言うくらいなので上り坂です。
正平さん ごめんなさい。
でも帰りの下り坂は最高ですよ!
ぜひ「ばあちゃんの柿山」に訪ねて
みて下さい。
宜しくお願いします。
新潟市 渡邉麻美子
新潟市
渡邉麻美子さん(38歳)からのお手紙