にっぽん縦断 こころ旅
火野正平さま、スタッフのみなさま。 いつもありがとうございます。
私の心に残る風景は、前橋市の桃の木川のサイクリングロードで、赤城山を背景に、私鉄、上毛電鉄の電車が通過する景色です。
長男、次男が小学生の時に、彼らが、それぞれ辛い思いをした時に、自転車で二人で走りました。
何も話さず、川や、花や、鳥を目や耳で感じて帰っただけでした。
息子にどんな影響があったか、あるいは全くなかったか、今もわかりませんが、自分自身の思い出の風景として心に残っています。
相変わらず、目の前のことで毎日精一杯で、ここを自転車で通ったりする機会もありませんでしたが、三男が、進学で親元を離れた今週に、15年ぶりくらいに、走ってみました。
電車は一時間に二回くらいしか通過しませんが、ちょっと、気持ちが静まりました。
天候によって、見たり感じたりすると景色が変化してしまうかもしれませんが、川の流れを無心に眺めていると、気持ちが落ち着くような心持ちになりますので、正平さんも是非ここを走ってみて下さい。
群馬県前橋市
南雲 正俊
群馬県前橋市
南雲正俊さん(58歳)からのお手紙