にっぽん縦断 こころ旅
いつも、楽しく見させていただいています。
中学生になって、父の働いているところが見たい為、通学路でない、暗いトンネルを通り、上がった所が、当時、国鉄の貨物の荷降ろし場でした。
父の姿を発見し、うれしく見たのですが、父はとてもつらそうでした。
見てはいけなかったのか、と、急いで通り抜けたのを思い出します。
今、思えば、私は、末っ子で、父は、その時 定年前だったのかと。体力仕事をいやな顔せず、いつも力強い人でした。
そのあとからは、橋上から、貨物専用ひきこみ線を見ながら、通学することにしました。線路の数をかぞえたり、どうしてニ列に並んだレールに枝分かれしてるんだろう。などと思いながら、ながめていました。
上からの、レールの線を見ると、父を思い出します。
富田中学校 日新へのこせんきょう、そして、トンネルでの思い出です。
周南市
津野地眞由美63歳
山口県周南市
津野地眞由美さん(63歳)からのお手紙