きょうの目的地は、かつて鉱山鉄道として活躍した片上鉄道の吉ヶ原駅です。元部さんは子どもの頃、祖母の家に行くのにこの駅を利用し、沿線の四季の移ろいにわくわくしたといいます。そしてもうひとつ、「ビッグな」思い出があるのだとか。正平さんは中国山地を望む美作市の展望台を出発、棚田の広がる山道を下り、吉井川に沿って走っていた鉄道の線路跡のサイクリングロードへ。わずかに残る鉄道の痕跡をたどりながら吉井川上流の吉ヶ原駅を目指します。当時の姿のまま保存された駅にたどり着くと、多くの客車が残され「鉱山だけでなく、みんなが使っていたんだな～立派な駅だ」とかつての賑わいに思いをはせる正平さんでした。

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