にっぽん縦断 こころ旅
こころ旅の皆様、旅人・火野正平様
毎日お忙しいお仕事、本当に本当にご苦労様です。
私の「忘れられない風景」
それは我が家の庭から見える夕日です。
エピソード:26さいで主人と結婚。その後1人目を妊娠、出産後、有難いことに1人目が生後10ヶ月の時に2人目を妊娠。2人目を妊娠中に、持ち家を建てるという、慌しい日々でした。
その後2人目を無事出産後に、「年子(としご)を育てる」と言う本当に忙しく、大変な日々を送っていました。
とにかく育児・家事に追われて、おシャレをする余裕もなく、子育て支援センターなど、人の多い所に行く気持ちにすらなれなかったです。
そんな時、夕方、庭に干していた洗たく物をとりこもうとしていたら、空はキレイなオレンジ色に染まり、大きな雲は、川が流れる様に広がっていました。
裏の土地は、空き地。そして周りは田んぼだらけなので、ビルや住宅など、さえぎるものは何もなかったので、より一層、美しく見えました。その夕日のキレイさ、雄大さに、私の目からは、自然と涙が流れていました。
何気ない風景、毎日の様に私達の前に現れてくる夕日。
ですが、私の心を、この日ものすごく熱くしてくれました。
その後、子ども達も4さい・3さいと大きくなり少しずつ手が離れていき、楽しく育児をさせてもらっています。
今でもあの日思い出すと、胸が熱くなり、涙が出そうになります。
あの時、あの夕日を見れて本当に良かったです。
ありがとうございました。
福岡県うきは市
木下志麻さん(32歳)からのお手紙