銚子市外川町に何本もある外川漁港に続く坂道が「こころの風景」です。出産のために実家で過ごしていた幸枝さんでしたが、陣痛の気配がなかったため産科の先生から坂道を歩けと言われます。実家近くにいくつもある漁港に続く坂道を臨月のお腹で行き来して陣痛を待ちました。大きなお腹で坂を歩くと「転ぶなよ」と町の人達の声。そんな温かな町並みも次第に変わっていくようだと言います。正平さんは、銚子大橋が見える公園から出発。キャベツ畑が広がる田園を進んで外川駅へ。風情ある町並みを楽しみながら幸枝さんに寄り添うようにいくつもの坂道を歩きました。

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