にっぽん縦断 こころ旅
火野正平様スタッフの皆様
拝啓
初めてお手紙差し上げます。毎日、火野さんのやさし~い声に癒やされています。そんな癒やされ、ほっこりする時間をありがとうございます。♥
さて、さっそくですが、私の心の風景は北海道・深川市にある戸外炉(ととろ)峠から見た景色です。
私の家は私が生まれた頃から転勤族で、何度も転校をしてきました。そんな中 1番長く暮らした兵庫県の高校へ通っていた時に2年生の夏の一大イベント、北海道夏季合宿で深川市に行きました。
その時には2年生いっぱいで父の単身赴任先である九州への引っ越しが決まっていました。この学校で、同級生とすごす最後のイベント、せいいっぱい楽しんだ深川最終日、夕方の自由時間に同級生数人と担任の先生と戸外炉峠へ歩いて行きました。9月初めの北海道は風がとっても心地良く、なんだか切ない気分になりながらずーっと歩いて、峠の駐車公園へ着いた時、目の前に広がる石狩平野の雄大さに圧倒され「うわぁ~」としか言葉が出ませんでした。
当時、街中のマンション街に住んでいた私にとっては新鮮な景色で、ずっとここにいたい.と思わせてくれる景色でした。
ただただ広い空、雄大な大地・澄んだ空気・ずっと先まで続く田園風景の中で、これが私がこの学校で作る最後の思い出かと思うと胸がギュっと苦しく、先生から借りたカメラでひたすらシャッターを切りました。
半年後、九州へ引っ越し、慣れないことも未だにありますが、あの戸外炉峠からの景色を思いだし、また同級生と会えたらと願いながら日々を過ごしています。
火野さん、どうかあの戸外炉峠からの景色を見て来て頂けませんか?少し登り坂ですが、駐車公園へ着いた時はとっても気持ちが良いと思います。そんな景色をぜひ火野さんに見て頂きたいです♥
どうかよろしくお願いいたします。
これからも毎朝火野さんの「おはよぉーございまぁ~す」が聞けることを楽しみにしています♥
火野さん大好きです♡笑
どうぞお元気でご活躍されますように。
かしこ
2018.05.22 黒田 瑞稀
福岡市
黒田瑞稀さん(19歳)からのお手紙