にっぽん縦断 こころ旅
火野正平様、こころ旅スタッフの皆様、いつも楽しく見させていただいております。
私と妻が一緒に見る、唯一の番組です。
それぞれ好みが違い、妻が我慢して私に付き合うか、それとも別の部屋で他の番組を見ております。
テレビを通じての会話はこころ旅だけです。
是非頑張って、私共夫婦の為にも長く続けてください。
さて、“私のこころに残る思い出の場所”ですが、妙高市の杉の沢にある、日本の滝100選に選ばれた「苗名の滝」です。
5年前の8月お盆に家族みんなが集まった時、お昼に流しそうめんを食べがてら苗名滝を見に出かけました。
流しそうめんを食べ、滝を見に歩きだすと(約500m程歩きます)当時小学校3年生だった孫娘が手をつないできました。
息子が3人で、女の子を育てた経験がないものですから、嬉しくなり、孫娘の顔を見てしまいました。
滝に着いて滝を見ているうちに、「後10年しないうちにあの子は俺の知らない男の子と手を繋いで歩くのか?見たくない、今すぐこの世から消えてしまいたい」と思いました。
その孫も今は中学1年生。昨年50m平泳ぎで競争して負け、1Kを5分台で走るとの事。私は7分台、成長の早さに驚いています。
当然のことに、伸び盛りの中学生に高齢者の私が競争心を持つのは間違いだと思いますが、昨日産まれたと思っている孫娘に負けるのが悔しいです。
もう一緒に手を繋いで歩く事などないと思うと、心に残る思い出の景色です。
是非、妙高山を背景に走り苗名滝を訪ねてください。
新潟県妙高市
乗木常徳(ノリキツネノリ)
73歳 男
※間違って採用されたら参考までに!
妙高高原駅から苗名滝まで約9Kですが、登りが続き大変です。
赤倉温泉をスタートし池の平経由の方が、距離は若干延びますが、「ゼェゼェハーハー」が少ないと思います。
新潟県妙高市
乗木常徳さん(73歳)からのお手紙