にっぽん縦断 こころ旅
正平さん チャリオくん スタッフの皆様、こんにちは。
海を渡って四国、愛媛に来てくださるのを、お待ち申し上げておりました。
ずばり、私のこころの風景は 母校である 愛治(あいじ)小学校の校庭の楠です。
一(いち)学年ひとクラスだけで 私たちは6年間ずっと同じ教室で大きくなりました。自我のかたまりの幼少期を一緒に過ごしたので、それぞれの性格もわかり合っていて 40年以上たった今でも、本当に仲のよい同級生なのです。 私たちが6年生頃、「渡ろ♪♪渡ろ、何見て渡ろ、信号見て 渡ろ♪♪」という歌が学校で 下校時 かかっていたのですが、残念なことに私たちの校区には 信号がありませんでした。
ただ それからしばらくして 学校下の交差点に信号が設置されたのですが、今はまた それもなくなっているようです。(おそらく必要ないのです。)
昔も今も、田んぼと畑と山ばかりの町で、校歌の3番は「山また山の奥にある私の好きな小学校」という歌詞です。同級会の折には 笑いながらみんなで歌います。 そんな私たちを 楠は ずっとずっと 見守ってくれているのです。
正平さん、この近辺は お食事処も喫茶店もありません。どこかでお食事されてから来て下さい。
正平さんの旅のご無事を祈っております。
愛媛県松山市
酒井 美恵 54才
愛媛県松山市
酒井美恵さん(54歳)からのお手紙