にっぽん縦断 こころ旅
海と夕日の心の風景(滑走路の西端から)
正平さん他、スタッフの皆さん、先の種子島の旅はお疲れ様でした。50数年前に、バイクで走った悪路の道が懐かしく思い出されました。
私のお願いは、旧種子島空港滑走路をチャリオ君と走り、西端から海に沈む夕日を見て頂きたい事です。
屋久島・硫黄島・竹島が見られます。
小学6年の頃、飛行場が出来ました。
島の空港とあってか、人の出入りは自由でした。
走路を横切って 友達の家にも往き来していました。
夕方になると、友人5〜6人で直線のマラソンコースで競い合いました。秋の楽しみのひとつです。
高校生の時は、オートバイで夕方の滑走路を走ります。スピードは無制限?上半身を裸にして、風を切って走ります。ず〜っと先に本土が有ります。自分の先々の希望と不安の風を受けて走ります。今の時代 考えられない島の暮らしが有った気がします。
今は、新空港に移転し、跡地は、走路と両側の草地が残る広大な場となり、野生の鹿の住み処となっているそうです。鹿の群れと逢えるかもしれません。
チャリオ君には、速度計は有りますか?
正平さん、滑走路を全力で走って、西端までお願いします。海と夕日、島々を眺めて下さい。
御健闘をお祈り致します。
佐賀県嬉野市
小笠原進吾(73歳)
佐賀県嬉野市
小笠原進吾さん(73歳)からのお手紙