高橋さんの“こころの風景”は、子供の頃に毎年行っていた親戚の家の近所にある「大きな鉄塔のある小さな公園」。公園の敷地内にある大きな鉄塔を下から眺めていると吸い込まれていくようで大好きだったそうです。しかし中学に上がった頃から親戚の家に遊びに行かなくなり、鉄塔ともご無沙汰になっていました。二年前、親戚のご夫婦が亡くなり、もう公園に行くこともなくなったと思うと、寂しいようなあたたかいような複雑な気持ちになるといいます。湘南海岸公園 袖ヶ浜を出発。平塚の市街地を北上し伊勢原市へ。たどりついた公園には今も大きな鉄塔がそびえ、子供たちの遊ぶ声が響いていました。