目的地は、恵美さんのふるさとの風景。先人が手掘りで作ったというトンネルと、海にポツンと浮かぶローソク島。夕日が灯るとローソクに火がともされたように見え、心がまあるくなると言います。西郷港でお手紙を読み、まずは約21km先の手掘りのトンネルを目指します。途中、山越えのためバスで輪行するものの、再びチャリオにまたがると、金色に染まった田んぼや美しい川の景色を楽しみながらトンネルへとうちゃこ。往時の姿を今も残すそのトンネルに先人たちの苦労にも思いを馳せます。その後、福浦港から船でローソク島へ。最後は船の上で夕日が灯るローソク島をバックにゆっくりとお手紙を読む正平さんでした。