お手紙をくださった若林さんの実家はＪＲ紀勢本線、鈴鹿川に架かる鉄橋のすぐそばにあったそうです。幼い頃から列車の通過音を時計代わりにしていた若林さんにとっては、この鉄橋を渡る列車の通過音こそが心に残る｢音」の情景だとのこと。撮影当日は季節外れの寒波で冷たい北風が正平さんの行く手を阻みますが、歯を食いしばって走り続け鈴鹿川に架かる鉄橋にとうちゃこ。ゆっくり走る気動車の通過音を鉄橋の下でじっくり確かめる正平さんでした。