お手紙をくれた松田圭子さんのこころの風景は、亡くなったご両親が逢瀬（おうせ）を繰り返し、結ばれたという敦賀市の金崎宮。前日のゴール近くから出発してＪＲで敦賀市の粟野駅まで輪行、粟野からチャリオと金ヶ崎を目指します。気比の松原を抜け、昼食に立ち寄ったお店では懐かしい写真と再会し、金崎宮へ。縁結びの神様でもあるこの神社には、桜の小枝を交換し合って縁を結ぶ、花換の小道と呼ばれる散歩道が山頂まで続いています。６０年前、圭子さんのご両親が逢瀬を重ねた小道に、かつての二人の面影を探します。