2日目は番昭仁さんの「こころの風景」、春日井市にあるJR中央線の定光寺駅を訪ねました。昭仁さんにとって、この駅の階段は子供の頃、とてもかわいがってくれた叔母さんとの思い出の場所。さんざん遊んでうちへ帰る時、いつも駅の長い階段を上って駅のホームまで見送りに来てくれた叔母さん。それが、年を取るにつれ階段を途中で引き返すようになり、いつか階段の下で見送るようになりました。叔母さんは昭仁さんが大学生の時に亡くなったそうです。西尾市から瀬戸市まで輪行。定光寺駅まで約10kmの道のりを進むと、霧に包まれた山と渓谷。そして、長い長い階段が現れました。