お手紙の主、片桐彰子さんは、3歳の頃から3年間ほど、長野県阿智村の浪合にあった中学校の教職員住宅に住んでいました。ただ山ばかりが広がっていたという浪合での思い出が、片桐さんにとって生まれて初めての記憶だそうです。スタートは岐阜県中津川市。高速バスを乗り継ぎ長野県の昼神温泉へ。約15km先の阿智村浪合を目指しますが・・・正平さんの天敵“上り坂”が! 悪戦苦闘の末、“軽トラ”を発見しヒッチハイクに成功! 地元の方々に助けてもらい、何とか教職員住宅の跡地へたどり着きます。そこには、信州の深い山々の景色が広がっていました。