茨城県初日は水戸市にお住まいの小野瀬 憲さんのこころの風景「古分屋敷（こぶやしき）から見える男体山」を訪ねました。戦後の苦しい生活の中、休日になると時々お父さんが連れて行ってくれたという古分屋敷の集落。そこから見た男体山は、まるで山が倒れ掛かかるように見え、子供だった小野瀬さんにとって今も忘れられない風景です。久慈川に沿って南下、茨城県へ入った正平さん。徐々に道は険しい山坂になり、へとへとになりながら古分屋敷にたどり着きます。紅葉真っ盛りの男体山、その雄姿を堪能しました。