にっぽん縦断 こころ旅

旅のルート

129日目~「北海道」

131日目北海道中標津町

放送日:7月19日

片山純一さんのこころの風景

ポンポコ山

手紙を読む

40年前、無気力・無感動の高校生活を送っていたという今回のお手紙の主・片山さん。浪人中に北海道中標津町で獣医をしている高校の大先輩を訪ね、しばらく居候をしながら、毎日、中標津の自然の中をバイクで走り回っていました。
そこで偶然見つけ、勝手に名付けた山が「ポンポコ山」。ふもとに広がる牧草地で、将来への不安で焦る気持ちを抱えながら雲を見上げていた二十歳の自分…。いま、還暦を目の前にして振り返ると、二十歳のときに見た「ポンポコ山」こそ自分の原点だったと感じるそうです。
正平さんは「ポンポコ山」を探すため、お手紙に同封された写真を頼りに中標津を出発。途中、休憩に立ち寄ったお店で、「ポンポコ山」がモアン山という名前で地元の方にとっても自慢の風景だと知らされ、びっくり。
北海道ならではの緩やかな坂道に苦しみながらも、写真と同じ場所を見つけます。見渡す限り草原の広がる優しい風景が、正平さんを迎えてくれました。

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