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佐藤未空さん(さとう・みく/当時12歳)択海くん(たくみ/当時9歳)宮城県石巻市

石巻市の大川小学校から避難する途中に津波に巻き込まれて亡くなりました。

震災から6年半PHOTO



震災から4年PHOTO




震災から6年半を迎えて

母のすえ子さんより

未空、択海、あの日から6年と6か月、経っちゃったね。
こんな風に会えなくなることがあるなんて、考えたこともなかった。今でも、夢見てるみたい。
そして、あの日、あの時、あなた達2人が、大川小の子ども達みんなが、どれだけ怖かっただろう、悲しかっただろう、苦しかっただろう、悔しかっただろうと思うと、申し訳なくて申し訳なくて、本当にごめんなさい。今も、謝るしかありません。ごめんね。

2人と出かけた場所はいろいろあるけど、一番思い出があるのは、やっぱり「家」だよね。
我が家は幸い津波は来なかったし、地震でも住めなくなるような被害はなかったから、2人が元気だった頃と同じまま残ってる。

家の中も、ほとんど、あの日2人が出かけた時のままだよ。
玄関にはくつがあるし、洗面所には歯ブラシがある。タンスの中の服もそのまま。
2人の机も、引き出しの中にはあの日までの2人の絵や手紙、ノート、テストなんかが全部そのまま。
だって、大事な大事な思い出だから。手をつけることなんかできないよ。

津波で家も流されてしまった人たちにくらべたら、この思い出が残っただけでも幸せだと思ってる。
いつも座ってた場所、使ってたおもちゃや勉強道具、見れば悲しくなることもあるけど、ないよりは絶対いいから。
6年半という年月の中で、同じように子どもを亡くした親たちでも、それぞれの考え方や生活の変化に伴い、みんなで一緒に、というわけにはいかなくなってきてるな、と思います。同じ事を繰り返さないためには、語り継ぐこと、当時の問題点を考えることはとても大事だと思います。そのためには、テレビ・新聞・雑誌等の力を借りることも必要ですし、表に立って活動してくださる方々にも、感謝しています。ただその一方で、ひたすら静かに子ども達のことを思い、過ごしていきたい、マスコミ等にいろいろ騒がれるのはどうしても嫌だという方々も多数います。私はどちらの気持ちも正しいと思うし、良いも悪いもないと思っていますが、違う考えを批判しがちな方がいるのも事実で、それがすごく悲しいです。みんな、子どもをあのような形で亡くしてしまって、悲しい、悔しいというのは同じはずなのに・・・。

子ども達の命を無駄にしたくない、何をしても子ども達は帰ってこない、きっとみんな同じように思っているはず。
前者の思いが強い人と、後者の思いが強い人、本当にみなそれぞれ、それは夫婦間でもあるはずですから。

マスコミの方にお願いです。3・11に限らずですが、マスコミに出たくない方や、できれば会いたくない方がいます。そのために法要を行っても、出席できずにいる方がいます。
参加不参加はその方の自由意思と言われるかもしれませんが、不参加の原因のひとつだと思っています。取材は控えめにしてほしいです。取材してもらうために法要するわけではありません。
遺族が慰霊できるよう、ご協力ください。

震災から4年半を迎えて

母親のすえ子さんより

未空、択海
あなた達を守れなかったこと、本当にごめんなさい。
もっともっと一緒にいたかった。いられるはずだった。いられると思ってた。
もっとたくさんの思い出が作れるはずだったのにね・・・。ごめんね・・・。
どれだけ苦しかっただろう。こわかっただろう。悔しかっただろう。最期の最期に、なんて思いをさせちゃったんだろう。
でもお母さん、謝ることしかできないや、ごめんね。

あの日から4年。2人に報告があります(もう知ってると思うけど・・・)。
4月に弟が生まれたよ!!択海、お兄ちゃんになったよ。遅くなっちゃってごめんね。
お姉ちゃんは、ひょっとしたら妹がよかったかな?でも弟もかわいいからいいよね。択海がそうだったように。
お父さんもお母さんも、少しだけ希望ができました。
今度こそきちんと守って、育てるからね。お姉ちゃん、お兄ちゃんと一緒に大きくなるからね。一緒にいてあげてね。

震災から4年を迎えて

母親のすえ子さんより

未空、択海、あの日からもう4年だね。
高校生と中学生になった2人を想像してみても、小さい時の顔しか浮かんでこないよ・・・。 そしてあなた達が見つかった時の顔が必ず出てくるんだ。やっと会えた時のあなた達の顔が・・・。

今でもあの日に戻れるなら戻りたい。やり直したい。
あなた達をこんな目にあわせてしまって、本当に申し訳ないし、情けない。
守ってやれなかった。助けてあげられなかった。
そばにいてあげることすら出来なかった。
あんな冷たい黒い水の中で、がれきの中で、あなた達を逝かせてしまって、本当にごめんね。
謝るしかないよ、ごめん、本当にごめんなさい。

お父さんもお母さんも、2人が心配しないように、2人に恥ずかしくないように、精一杯生きています。
毎日泣いちゃうけど、でも大丈夫。
2人が一緒にいてくれると思うから。だから心配しないでね。
そして、もう知ってると思うけど、春にはうれしい事も待ってるからね。
会える日はもう少し先だと思うけど、それまで待っててね。

母親のすえ子さんからのメッセージ

私たちにとって、大切な大切な宝物でした。ずっとずっとそばにあるものだと思っていたのに・・・。
未空、択海、ごめんね。お父さんもお母さんもあなたたちを守ってあげることができませんでした。いつも「絶対守るから大丈夫!!」って言ってたのにね。
恐かったよね。寒かったよね。苦しかったよね。最後の最後までつらい思いをさせちゃって、本当にごめんね。
2人に会えなくなってからもう2年になります。でもお母さんはあの日から「行ってきます」と言って出かけていったあなたたちの「ただいま」の声を、今も待っています。いつか帰って来てくれるんじゃないかと思っています。
せめてもう一度会いたいよ。抱っこしたいよ。だから待っててね。すぐには行けないけど、お母さんがあなたたちの所に行く日まで。

未空、択海、お父さんとお母さんのところに生まれてきてくれてありがとう。
2人のおかげで楽しい思い出がいっぱいできたよ。本当はもっともっと増えるはずだったけど、2人がくれた思い出はお母さんたちの今の大切な宝物です。
あなたたちが心配しないように、お父さんもお母さんもがんばるからね。

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