自動車学校の送迎バスで帰宅中に津波に流されて亡くなりました。高校を卒業後は縫製会社に就職が決まっていました。
美由希に会えなくなり5年目になるのですね・・・
毎日忙しくして、なるべく考えないようにしていますが、ふとあの日の事を思い出して泣いてしまいます。
怖かったね・・・寒かったね・・・冷たかったね・・・苦しかったね・・・
なんでこんな事になったんだろう?!
美由希がいてくれればそれだけで良かったのに・・・幸せだったのに・・・
あなたの人生、まだまだこれからゆっくり考えて答えをだして楽しみなさい。長い長い人生、始まったばかり。あせらずゆっくり、おもいっきり楽しんで!!って
お母さん、嘘ついてしまったね・・・
18年短すぎるよ・・・
私はなんのために生きているのでしょう・・・
なんのために頑張ってきたのでしょうか・・・
もう1度、美由希の元気いっぱいの「ただいま」が聞きたい・・・
笑い声が聞きたい・・・
もう1度 逢いたい・・・
美由希、あれからもうすぐ3年ですね。
お母さんは、あの日のまま時間がとまってしまっています。
ただ何も考えず、1日1日過ぎ、また3月11日がきて…
あなたがもういない現実が受け入れられず、戻ってこないのはわかっていながらも、まだ待っている自分がいて…
長い長い悲しい夢をみているのではないかと思ってしまいます。
「いつまでも泣くな」とか「大丈夫」とか「前を向いて」とか言われたけど、無理です。
大丈夫じゃないです。
前なんか向けないです…
誰もいない場所で泣き、大丈夫大丈夫と作り笑いをして元気なふりをしています。
美由希にもう1度会いたい。
もう1度抱きしめたい。
もう1度声が聞きたい。
楽しかったあの時に戻りたい。
美由希ならきっと「ガンバレ!!」って言うのでしょうね…
あなたがいた最後の場所に3月11日お母さん行くからね。
いつか会えたら、また笑って手をつないで帰ろうね!!
待ってるからね…