あの日、そして明日へ

こころフォト

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佐藤愛梨ちゃん(さとう・あいり/当時6歳)宮城県石巻市

幼稚園の送迎バスに乗っていて、津波に巻き込まれ亡くなりました。

震災から10年PHOTO



震災から8年PHOTO







震災から6年PHOTO



震災から5年PHOTO



子どもたちからの手紙PHOTO

「こころフォト」ニュースリポート

  • 2020年11月9日放送

    亡き姉への思いを小説に

    (おはよう日本)

  • 2019年3月9日放送

    天国の姉へ
    写真で伝える思い

    「こころフォトスペシャル あの日から8年 いま誓うこと」

  • 2017年3月1日放送

    亡き娘に
    中学校の制服を

    (おはよう日本)

  • 11月19日放送

    震災で犠牲に・・・
    女の子を絵本に

    (ニュースウオッチ9)

震災から11年を迎えて

妹の珠莉さんより

お姉ちゃんへ

こうやって手紙を書くのも久しぶりだね。
お姉ちゃんは元気に楽しく過ごせていますか?
私は優しい家族・友達に囲まれ、幸せな日々を送っています。
お姉ちゃんと会えなくなってからもう11年が経つね。
長いようであっという間な日々でした。
この11年間私はずっと、あの日亡くなっていたのが私なら良かったのにと思っています。
きっと、お姉ちゃんは優しいからそんなこと言わないでって言ってくれるよね。
でも、私はお姉ちゃんにもっともっと生きて欲しかった。
私よりも幸せになって欲しかった。
隣でずっと笑っていてほしかったです。
そんなことを思うほど、私はお姉ちゃんが大好きでした。
いつでもお姉ちゃんは私の目標です。
またいつか会える日まで精一杯生きます。
お姉ちゃんが生きられなかった1日1日を大切に生きていきます。
そして、少しでも生きててよかったと心から思えるように笑って過ごします。
もし、いつかまた会える日が来たら昔のようにたくさん遊ぼうね!
今まで一緒にいられなくなってしまった分たくさんたくさん一緒にいようね。
家族全員でまた会えることを心から願っています。
その日が来るまで見守っていてください。
ずっとずっとお姉ちゃんは私の心の中で笑ってくれています。

本当にいつもありがとう。これからもよろしくね!
大好きです。

震災から10年を迎えて

妹の珠莉ちゃんより

お姉ちゃんへ

元気ですか。私は、中学生になったよ!苦しいな、つらいなと思うことはたくさんあるけど、周りのみんなに支えられながら幸せに過ごしています。
お姉ちゃんからもらった制服を着て学校にも行っています。少しでもお姉ちゃんと同じ景色を見れたらいいなと思って制服には「愛梨」と「珠莉」の2つの名前 を刺繍したよ!

お母さんもお父さんも元気だよ。
きっと、みんなあの頃と全然変わってないから安心していつでも戻ってきてね。

これからも苦しいことやつらいことは、たくさんあると思うけど、お姉ちゃんのように周りの人を笑顔にできるように頑張るねっ!
私はずっとお姉ちゃんを忘れないからね!

だから、お姉ちゃんも私たちのこと忘れないでね。
幸せになってね 大好きだよ。

珠莉より

震災から8年を迎えて

妹の珠莉ちゃんより

愛梨お姉ちゃんへ

元気ですか?私は、とっても元気です。今年は、初めて2組になったよ。
4年生までは、ずっと1組だったから少し残念。
お姉ちゃんは、何組になりましたか?同じ2組だったらうれしいな~!

今私は、夢に向かって勉強をがんばっています。たまに、お姉ちゃんのつくえや教科書を使わせてもらっているよ。
使わせてもらってありがとう。
これからも目標に向かって進んでいくから、応えんしていてね。

5年生になって、友達が増えたよ。
初めて同じクラスになる人がたくさんいて、友達になれたんだ。
まだ、同じクラスになったことがない人もたくさんいるから、6年生になったら友達になれるといいな。

お姉ちゃんは、今誰と仲良しですか?友達は、たくさんいますか?そして、学校は楽しいですか?
これからも、見守っていてください。
大好きだよ♥

妹・珠莉より

震災から6年半を迎えて

母親の美香さんより

愛梨との思い出の場は、全てが私にとっての思い出の場所です。

愛梨が生まれた病院から始まります。静岡県で生まれ、石巻で育ち、色々な場所が愛梨との思い出が詰まった場所です。
静岡では、毎日のように富士山が目の前に見れる所で育ちました。静岡にいる時も、色々な所に行っては、たくさんの思い出があります。
私の故郷・熊本でも、帰省するたびに熊本城や阿蘇に行ったりと、愛梨との思い出はたくさんです。

石巻でも色々な思い出の場所があります。
一緒に散歩したり買い物をした場所。中には被災して跡形も無くなってしまった場所もあり、悲しく思います。
今は愛梨との思い出が、あの日から作れなくなったことが、ものすごく悲しく辛いです。
思い出をもっともっと作りたかった・・・。
無理だとはわかっていても、あの日に戻れるなら戻りたい・・・
そしたら幼稚園になんか行かせないのに・・・。 

(「思い出の場所」についてお聞きしました。)

震災から6年を迎えて

母親の美香さんより

愛梨元気ですか?毎日毎日どのように過ごしていますか?
今年は愛梨は小学校を卒業の年であり、中学校に入学の年でもありますね。どんな女の子に成長していたかな~…?
ママは色々と想像をしてみますが、やはり日々の成長が見れていない分、なかなか想像が出来ません…悲しい現実です。
でもきっと心の優しく可愛い女の子に成長してくれているのではないかと勝手に想像をしてみたりもします。

実はね、愛梨にパパとママから中学校に入学ということでプレゼントを用意しました。
それは、中学校の制服です。

愛梨が生きていたら当たり前に準備をするものです。制服屋さんに行って寸法をはかって仕立てるものですが、愛梨がいないから想像でしか作ってあげることしかできませんでしたが中学校の制服を作りました。きっと制服に袖を通したら初々しい可愛らしい中学生の女の子(愛梨)だったんだろうなぁ~。
きっと似合っていたよね♡愛梨が中学校の制服を着た姿を見たかったなぁ~。
夢の中でも良いので愛梨が制服を着た姿を見たいです。

愛梨に制服を作ってあげれるのはこれが最初で最後かと思うと少し悲しい気もしますが、制服に袖を通してみて下さいね。
少し早いですが、小学校卒業おめでとう!そして中学校入学おめでとう♡
心の優しく、人のことを思いやれる元気な女の子に成長してください。
愛梨はママの誇りです。これからもずーっと一緒だよ♡
ママより

妹の珠莉ちゃん(9)より

※珠莉ちゃんは去年11月にフィンランド旅行に行ったことについて書いてくれました。

大大大好きな愛梨お姉ちゃんへ
11月28日にサンタさんに会えてよかったね。フィンランドは雪がたくさんふっていたけれど風がなかったから石巻よりも行ったときはそんなに寒くないようにかんじたね。
クリスマスの日には、サンタさんからフォトブックやお人形の洋服やアクセサリーがとどいたね。その洋服は、ほかのぬいぐるみとかにもきせてあげたよ。
また一緒に海外旅行がしたいね。愛梨お姉ちゃんのこと大好きだよ♡
珠莉

震災から5年を迎えて

妹の珠莉ちゃんより

愛梨お姉ちゃんへ

元気?じゅりは、元気だよ。

クリスマスまえに、サンタさんが、お姉ちゃんとじゅりのお人形をもっていってくれて、せかい中につれて行ってくれたね。
サンタさん、たくさんしゃしんとってくれているかな?楽しみだね。

大好き♥
JURIより

震災から4年半を迎えて

母親の美香さんより

最愛の娘 愛梨へ
愛梨、元気ですか?愛梨と会えなくなってから4年半が経とうとしていますね・・・。
愛梨と会えなくなってからの日々は本当に辛いものです・・・。愛梨の成長を見たかったなぁー・・・。

この4年半の間に色々なことがありました。愛梨はわかっているだろうけど、少しだけ報告しますね。
今年の2月のママの誕生日に、愛梨が主人公になった絵本「あなたをママと呼びたくて天から舞い降りた命」が発売されました。
この本は、命の尊さを伝えて欲しいと、ママの要望に応えてくださり、作家の空羽ファティマさんが一生懸命に作品を作り上げてくださいました。
そして春には(4月26日)「利府ハマボウフウの会」の皆さんが、愛梨の梨の木をプレゼントしてくださり、珠莉やパパもママもみんなで梨の花に受粉作業をしました。
この夏には、立派な梨の実が実り、たくさんの梨が成長していますよ!
今年は愛梨の木に初めて実が成ったということもあり、他の木に比べたら実りが少ないけど、年々増えていくみたいです。
この木の成長とともに、愛梨の成長を重ね合わせていければ良いなぁとも思っています。
まだまだ報告したいことはたくさんあるけど・・・。
たくさんの人たちが愛梨のことを想ってくださっています。本当にありがたいことです。

愛梨。ママの子どもに生まれてきてくれて本当にありがとう。
大~好きだよ♡
ママより

子どもたちからの手紙

妹の佐藤珠莉(さとう・じゅり)ちゃん(7)より

あいりおねえちゃんへ。
おねえちゃんは、げんき?じゅりは、げんきだよ♡。じゅりは、1ねんせいになったよ。じゅりは、おねえちゃんと、たくさんあそびたいし、おはなしがしたいよ♪。まいにちまいにち、おねえちゃんのことおもっているのに、おねえちゃんがいなくてさびしいし、つまんないよ。はやくおねえちゃんにあいたいなあー。

がっこうで、たしざんと、ひきざんと、ひらがなならったよ。がっこうでともだちたくさんできたよ。おねえちゃんは、4ねんなんくみ?じゅりは、1ねん1くみだよ。あいりおねえちゃんのことだいすきだよ♡。いつもいっしょだよ。じゅりより

母親の美香さんからのメッセージ

最愛の娘・愛梨へ。
愛梨に会えなくなって2年が経とうとしていますね・・・。
愛梨は元気にしていますか?お友達とは仲良く一緒に遊んでいますか?
ママがいなくて寂しくないですか?
ママが愛梨の所に行く日が来たら、その日からずーっと一緒にママといようね。
いっぱいいっぱい抱きしめてあげるからね。
会えなかった日々の分、抱きしめさせて下さい。
愛梨、ママの子供に生まれてきてくれて本当にありがとう。
大好きだよ、愛梨。

静岡県の長島瞳さんより

静岡市で震災のパネル展で愛梨ちゃんを取り上げたコーナーを見ました。
衝撃と悲しみで胸が張り裂ける思いでした。
北海道の地震で亡くなった友人を思い出しました。
また東日本大震災当時、我が子は2才で妹さんと同い年でした。
我が子と重なってしまい、母としての思いと友人を失った時の事で辛かったです。
地震が来る来ると言われ続けている静岡で最近も地震があり、家族で話し合ったところでした。
天災だから仕方がないではなく、いざという時のためにしっかりと対策を考えていこうと思いました。
命を大切に悲しみを味わう人が1人でも減りますように。
辛い経験をされた方は思い出したくないと思われると思いますが、
繰り返さないように、そしてこの事を知らない世代に伝えるいい機会になりました。
鬱で死にたいと感じていた私ですが、精一杯1日1日を生きようと思います。
絶対忘れない。
絶対風化させてはいけない。
貴重なパネル展ありがとうございます!

群馬県のゆりりんさんより

愛梨ちゃんが天使になってからもう6年の時が流れたんですね。
私は愛梨ちゃんのこと「こころフォト」で初めて知ることになりました。
一目惚れじゃないですが、一瞬でこころを射たれました。
こんな可憐で愛らしい少女が「3・11」から、本当の天使になってしまったなんて・・。
愛梨ちゃんは私の18才の姪の幼いころにそっくりなので、なおさら愛情を感じてしまいます。
あれから6年・・愛梨ちゃんも小学校卒業で、中学生になるんですね。
パパとママが用意してくれた制服も、バッチリ決まっていることでしょう!!
愛梨ちゃん、お空の上から「珠莉」ちゃんのこと見守っていてね。
だって、珠莉ちゃんの大好きな「お姉ちゃん」だものね!!

埼玉県の後藤弘子さんより

愛梨ちゃんの事を知り、読み終わって、涙が止まりませんでした。
どれだけ苦しかったのか・・・計り知れません。
残された御家族の思いを考えると、涙が止まりません。
お母さんがどれだけ助けてあげたかったか・・・
同じ子供を持つ親として、子供が自分より先に逝ってしまう事は、耐えられない辛さですよね・・・
心無い言葉を掛ける人も居ると思いますが、どうか愛梨ちゃんが貴方の子供で生まれた事を何よりも幸せだったと、思っていると思います。
どうかこれからも、幸せに生きて下さい。
愛梨ちゃんも、それを一番望んでいると思います。
私も美香さんを応援しています。
頑張りましょう!!

こころフォトのページをご覧になった埼玉県の本橋さんより

はじめまして、愛梨ちゃん。
たくさんの人からメッセージが届いていて、すごいね。
私もテレビで愛梨ちゃんを見ました。
「ありがとう」の歌、私も好きなんだよ。愛梨ちゃんは、毎日お母さんと練習したんだってね。
今はいろんな人の気持ちにこたえているのかな。
絵本、図書館に予約したから、私にも読ませてね。
では、さようなら。

「こころフォト」のホームページをご覧になった、神奈川県川崎市のちづるさん(11歳)より

愛梨ちゃん。はじめまして。
私も震災当時、愛梨ちゃんと同い年でした。
あの時、遠くで友達を励まし、「ありがとう」を歌っていたんだね。すごいね。多くの人はきっと、怖くて励まされる側だと思います。
あれから5年経った今、私の住む町の人に震災のことを話して、他人事にしないようにしてもらいたいと思って日々過ごしています。
愛梨ちゃん、約束するよ。私は、愛梨ちゃんという素敵な女の子が、皆を励ましたことを忘れない。たくさんの人が苦しんでいたことを忘れない。風化させない。
私の心には、しっかりと届いたよ。
だから、天国でお母さんを助けてあげてね。お手伝い、してあげてね。

「こころフォト」のホームページをご覧になった、札幌市のはるさんより

愛梨ちゃんへ。
わたしは愛梨ちゃんの事をこちらのホームページで知りました。
たくさんいる震災で亡くなった方々の中から見つけたのが愛梨ちゃんです。
まだ6歳で、これから楽しいことがたくさんたくさんあるはずだった可愛い愛梨ちゃんが、あの地震で天国へ逝ってしまったと考えると涙がとまりませんでした。
愛梨ちゃんのお友達をおもう気持ちが、とてもすてきだと思います。
ほんとうはすごく怖かったよね。愛梨ちゃんの勇気がかっこいいです!!
震災から5年が経ちましたが、わたしは愛梨ちゃんの事を忘れず、1日1日を大切に生きていこうと思いました。
愛梨ちゃんが天国でお友達と仲良く楽しい日々をおくっていますように。

NW9をご覧になった、東京都八王子市の平井茂(ひらい・しげる)さんより

テレビで愛梨さんのことを知り、感動しました。
非常時に仲間を励ました勇気には驚きました。
私ならとてもできなかったと思います。
涙が止まりませんでした。
ありがとうございました。

NW9をご覧になった、横浜市の山崎あかねさんより

愛梨ちゃん。
あれから4年がたち、初めてあなたと、あなたのお友達のことを知り、その日から胸が苦しくてたまりません。
がんばったね。えらかったね。いいこだね。
小さなあなた達が教えてくれたことを無駄にしないように、大人たちは頑張らないといけません。
いま、あなた達いい子が、安らかにいることを心から願います。
そして愛梨ちゃんのお母様。私にも娘がいます。
我が子を救えなかった悔しさ、やり場のない憤り、その悲しみを思うと胸が痛みます。
何かできることがあるでしょうか。心から応援しています。

NW9のリポートをご覧になった、名古屋市の森まりあさんより

はじめまして。ニュースで拝見致しました。涙が止まりませんでした。こんなに可愛い愛梨ちゃんが天国へ幼くして逝ってしまうなんて。
この世は残酷で悲しすぎます。
愛梨ちゃんを見ていたら他人事に思えなくて・・・・
お母様のお気持ちがどれだけのものか、お察し致します。
お母様。故人は必ずそばにいつもいてくれます。そして見守っていてくれています。
私も愛する大切な身内を1年ほど前に亡くしました。
今でも受け止めることができませんが、いつもそばから見守っていてくれる、永遠に心の中で生き続けていてくれると思っています。
悲しみ、涙は故人を心配させ悲しませることになります。どうかお母様、愛梨ちゃんのためにも毎日笑顔で前向きに頑張ってください。
そしていつか愛梨ちゃんと会える時がきたら、たくさんの愛を注いでずっと手を離さずいてあげてくださいね。
私もいつかそうします。
愛梨ちゃんが天国へ旅立たれたこと、心よりご冥福をお祈り致します。

愛梨ちゃんの絵本について

このページでお知らせしていた募金は、当初の予定金額に達し、
絵本は2015年1月下旬に完成する予定だということです。
2015年春には、絵本の完成朗読会が宮城県で開かれます。

詳しい情報は絵本作家の関口恵子さんのホームページをご覧下さい。
http://camelun.com/fundraise.html ※NHKサイトを離れます。

絵本の制作に関わっている吉川比呂子さんより

番組を見て、愛梨ちゃんがどんなにかわいらしくて優しくて勇気があって、家族や友達みんなに愛されていたのか、心が苦しくなるほどに伝わってきました。
ここに寄せられるメッセージを読み、愛梨ちゃんを描いた絵本は、震災のこと、日々の尊さを伝えるものとなると、より強く感じました。
心ある多くの方々の力で出来上がっていく本。想いがたくさんたくさん、こもっています。
私もお手伝いができて嬉しいです。

絵本の制作に関わっている相馬菜美子さんより

私は愛梨ちゃんの絵本の朗読で、BGMを担当します。
愛梨ちゃんが教えてくれたこと、日々命があり、生きていられることのありがたさ、大切さを、音楽で少しでも伝えられたらと思います。
そして、同じように大切な人を亡くされた方の気持ちに、ほんの少し寄り添うことができれば。

愛梨ちゃんの絵本を書いた、空羽(くう)ファティマ、本名・関口恵子さんより

本の制作風景を放送されてから、皆様からたくさんの心のこもった感想や励ましを頂き感動しております。
こんなにも良い番組が出来上がり、皆様の心にストレートに伝わったのは、愛梨ちゃんを思うパパとママの想い、そして大人でも難しい勇気と愛に満ちた行為を、たった6歳の愛梨ちゃんが最後の力を振り絞り成し遂げたからだと思います。
そんな素敵な愛梨ちゃんの生きた証の本をつくるお手伝いが出来ることを心から幸せに感じております。

絵本の制作に関わっている家坂直子(いえさか・なおこ)さんより

愛梨ちゃんのおうちや、愛梨ちゃんの生前の動画を見ると、今でも愛梨ちゃんが石巻で生きて笑っている気持ちになります。
愛梨ちゃんは本当に優しくて強い子だったので、この物語は道徳の本に載せてもらえるのではないかと友人たちと話しています。
愛梨ちゃんの命の輝きを、多くの方々に知っていただき、日々の尊さを感じてもらえるように、これから頑張って絵本を作って行こうと思っています。
これからも、たくさんの方たちに愛梨ちゃんのことを知ってもらえるように、ご協力いただけたらと思います。

絵本の制作に関わっている箱田久美子さんより

今回の愛梨ちゃんの番組を見せていただき、胸がいっぱいになりました。
番組を見ながら、こうして愛梨ちゃんのお母様や番組のスタッフの方々とご縁をいただいたのは、きっと愛梨ちゃんが空の上から出会わせてくれたのだと思いました。出会いをいただき、番組で取り上げてい ただいたことで、きっと愛梨ちゃんのメッセージは多くの方々に広がっていくことと思います。この番組に関わったすべての方の思いが、視聴者の皆様にしっかり伝わったようで、反響も大きかったようです。これから皆様のあたたかい思いが力となって 、絵本という形になったら、愛梨ちゃんの思いはその絵本の中でずっと生き続けることと思います 。

絵本の制作に関わっている松本美枝子さんより

私は実際、あの東北の現場には行っていませんが 、本当に今は何も無いバスが見つかった場所で、ファティマが泣いている姿や、美香さんの『抱きしめたいけど、壊れてしまうからできなかった』との言葉に涙が止まりませんでした。私には想像も出来ない喪失感と、安心感とやるせなさと、いろいろな感情があったのでしょうね。愛梨ちゃんが本によって生きて行き、それによって、誰かが愛梨ちゃんのことを知り、心が動かされ感動することができるのは、愛梨ちゃんも喜んでくれると思います。

NW9のリポートをご覧になった、群馬県高崎市の笠原浩美さんより

空羽(くう)ファティマ(関口恵子)と高校からの友人、笠原浩美と申します。
6歳で天国へいってしまった愛梨ちゃん。番組を見て涙が止まりませんでした。
愛梨ちゃんが生きた証しの絵本…あの状況でさぞ怖かったでしょうに、お友達を励まし続けたこと…ママへの手紙…優しくて思いやりがあって、そして何より可愛い愛梨ちゃん…ママのお気持ちを考えると胸が苦しくなります。
ファティマが書く絵本は愛梨ちゃんのご家族、またきっとたくさんの方に優しく寄り添ってくれることと思います。
本が出来上がったら被災地で開く朗読コンサートが楽しみです。

NW9のリポートをご覧になった、仙台市の星雅之(ほし・まさゆき)さんより

愛梨ちゃんの事涙が止まりませんでした。
最悪の状態で仲間を励ます歌を歌っていた。最期に凄い人生を全うしたと思います。いきものがかりの「ありがとう」が幼い仲間への励ましソングだったんですね。
私の一人息子は9年前、高校1年の春休みにロッククライミング中、滑落死しました。
前日電話で少し話しましたが「ありがとう」が最期の言葉でした。
私にとって「ありがとう」は息子の遺言です。
「ありがとう」ってなんだろうと半年の自問自答で「ありがとうは感謝、感謝は人間としての基本、基本を軽視したり破ってはいけない」です。
私が救われたのは、尼さんの「短い人生が不幸か そうではない!長い人生が幸せか そうではない!その場を如何に生ききったかである」
愛梨ちゃんは最期に素晴らしい人生を生ききったのだと思います。

NW9のリポートをご覧になった群馬県安中市の高橋友実子(ゆみこ)さんより

放送当日は見られなかったので、録画をして見させてもらいました。
涙をこらえるのに必死でした。
私自身二人の娘(中1・小4)がいますが、愛梨ちゃんよりも学年も年齢も大きいですが、愛梨ちゃんのようにあの場にいたら、娘たちは同じようなことが出来るだろうか?と考えた時に、お友達を守る・励ますなどといったことは、出来なかったのかもしれません。
どれだけ愛梨ちゃんが強い子なんだと・・・。
お母様が、3日後に愛梨ちゃんとやっと会えた時、抱きしめられなかった・・・その時のお母様の気持ちを考えると、とてもつらかったでしょうし、いてもたってもいられなかった事でしょう。
自分の娘なのに、抱きしめることが出来ない、それは母親にとって、どれだけつらいことかと・・・。 でも愛梨ちゃんは、お母様にとっても誇りでしょうし、私も愛梨ちゃんは、すごい子なんだと、私は放送を見て、涙ながらにそう思いました。
きっと愛梨ちゃんは、お母様をはじめ、生きている私たちに、メッセージを残してくれたのでしょう。だからこそ、その愛梨ちゃんの気持ちは、無駄にはしてはいけないと思いますし、ずっとずっと大切にしていきたいと思いました。

NW9のリポートをご覧になった京都市の川見健一さんより

11月19日のニュースウォッチ9を録画して、帰宅後拝見しました。愛梨ちゃんのことは、震災直後の報道で知っていました。日和幼稚園には、昨年8月に伺いました。
大人でさえ、これまで経験したことがない、大地震、大津波。幼稚園バスの中で、友達を励ましたり、歌をうたっていたことは初めて知り、感動しました。涙があふれました。
絵本が制作されると聞き、心ばかりですが、募金をさせていただきます。
来年、8月には愛梨ちゃんが亡くなった現場に手を合わせに行きます。愛梨ちゃんがバスの中で歌っていた、「ありがとう」をいきものがかりに紅白歌合戦で歌ってほしいと強く願います。
愛梨ちゃんのご冥福を心からお祈りいたします。

NW9のリポートをご覧になった、札幌市の込堂一博(こみどう・かずひろ)さんより

NHKニュースで佐藤愛梨ちゃんのことが絵本になることを初めて知りました。
あの津波が襲ってくるバスの中で怖がる園児たちを励ますために、6歳の愛梨ちゃんが歌を歌い続けたといいます。
私は、この愛梨ちゃんの姿に感動して言葉を失いました。
愛梨ちゃんは、お母さんに「ママ大好き」とノートに書いていました。愛梨ちゃんは、ご両親、ご家族に本当に愛されて育てられたのだなと実感しました。
それだけに愛梨ちゃんのご家族の悲しみは如何ばかりかと推測します。
しかし、このたび愛梨ちゃんのことが絵本になり、全国の多くの人々に知られることは、とても意義深いことだと思います。
人の命が粗末にされている時代だからこそ、愛梨ちゃんのような優しさ、勇気は、絵本を読む子どもたちにも、大人たちにも大きな励ましになるに違いありません。
絵本の完成を心から期待します。愛梨ちゃんのご家族に深い慰めをお祈りいたします。

NW9のリポートをご覧になった、島根県太田市の柳樂香織(なぎら・かおり)さんより

放送ではじめて知りました。録画をして私の子どもたちにも伝えました。
命の大切さをこの絵本をとおしてかんがえていきたいです。
愛梨ちゃんありがとうございます。絵本待ってます。

NW9のリポートをご覧になった、長野県塩尻市のペンネームたかさんより

あいりちゃんへ
今、どうしてますか?算数の宿題してるかな?国語かな?
私の娘も今、一年生です。震災の時、気丈に振る舞ったあいりちゃんの気質に私の娘もよく似ている気がして、他人ごとに思えませんでした。
限られた条件の中で精一杯の事をしたんでしょう。自分も怖かったでしょうが、年長さんだから頑張ったと思います。分かる気がします。
私たちもその分、大切に生きなければいけないと思います。
あいりちゃん 天国でも勉強頑張ろうね!もちろん頑張ってるか!! 

NW9のリポートをご覧になった、東京都葛飾区のびばりさんより

テレビで知りました。
とても勇気ある愛梨ちゃんですね。
そして涙がとまりませんでした。
ほんとはとても怖かったはずなのに、みんなを勇気づけたあなたの勇気は、たくさんのお友だちに今もずっと輝き続けてるはずです。
とても熱くて痛かったことでしょう。よくがんばりましたね。
天国でゆっくり休んで、お父さんお母さんを見守っていてあげてください。 いのちの大切さを教えてもらいました。
1日を大切にいきていく勇気をありがとう!

NW9のリポートをご覧になった、三重県川越町の羽木慶子(はぎ・けいこ)さんより

何気なくつけたテレビ・・・
初めてあいりちゃんに会いました!
なんと言えばいいのかわかりませんが、私の胸の中にも、想像のあいりちゃんが生きてきて、何か話してくれてる気がします。
あいりちゃんに出会えたことで、薄れていた震災のこと、もう一度見直し、思い出しました。
ありがとう。 私以外にもたくさんの人があいりちゃんに会えたと思います。

NW9のリポートをご覧になった、東京都台東区の佐々井敦(ささい・あつし)さんより

愛梨ちゃんへ
バスの中で友達に励ましながら「ありがとう」と歌った愛梨ちゃんにどう声をかけたら良いか、おじさんには「言葉」がみつかりません。
おじさんの日常は不満ばかりです。生きようとした貴女に頭が下がる思いです。
出来るとしたら、これからおじさん、日々自分らしく生きて、生きてみようと考えております。
おじさんを許してくださいね。
天国で「大好きなママ」の絵を描いてくださいね。

NW9のリポートをご覧になった、東京都杉並区の浅田りょうこさんより

愛梨ちゃんへ
NHKのニュースで初めて愛梨ちゃんのことを知りました。
愛梨ちゃんのお友だちを思う優しい心を知り、涙が止まりませんでした。
こんな素晴らしい愛梨ちゃんはきっと素晴らしいご両親から生まれ、素晴らしい人々の中で育てられたのですね。
愛梨ちゃんのお話が絵本になるんですね。大切な大切なメッセージがたくさんの人に届きますように。
愛梨ちゃんの優しい思いに胸が一杯です。

NW9のリポートをご覧になった、飯田エミさんより

四国におりますが、日和幼稚園のことはずっと心にありました。
少しでもお役に立てるなら、募金にも協力できたらと思います。

NW9のリポートをご覧になった、東京都府中市の梨奈(りな)さんより

あいりちゃん。
本当に本当に怖かったよね。
ママやパパにどれだけ助けを求めたかったかな。
なのに一生懸命頑張って本当にエライね・・・。 
こんなに優しい女の子が生きていた事、きっと今、多くの人に伝わっているよ。
1人で絶対寂しくて辛くて、ご家族の事が心配だと思うけど・・・
ママたちの事、見守ってあげていてね。

こころフォトのページをご覧になった、兵庫県神戸市の40代の男性より。

愛梨ちゃんへ。
はじめまして、あなたのことは、あのじしんのすぐあとのしんぶんではじめて知りました。
私にもあなたと同い年のむすめがいたこともあって、あなたが天国へ行ってしまったニュースを知った時は、本当にかなしくて、なみだがとまりませんでした。
あなたと同い年の私のむすめも、もうすぐ10才になります。
毎日ともだちとげんきに小学校にいってます。
きっとあなたも、いっしょに天国にいったおともだちと、たのしい毎日をおくってくれているものと思います。
愛梨ちゃんのママは、愛梨ちゃんに会いたくてしかたがないとおもうけど、ママが愛梨ちゃんのところに来てくれる日は少しでも先になるよう、天国でいのっていてあげてくださいね。

佐藤愛梨ちゃんへのメッセージ・写真を募集しています。

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