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中目義一さん(なかのめ・ぎいち/当時88歳)福島県相馬市

避難所や仮設住宅での避難生活を経て、震災からおよそ1年3か月後に病で亡くなりました。

震災から4年を迎えて

娘の映子さんより

父が亡くなって3年。震災後の生活に慣れ、震災以前の生活は遠く、思い出のものとなりました。
父を仮設住宅で亡くしたことは今でも心残りですが、震災以前の生活を懐かしむことなく、前に進んでいきたいと思っております。 

父を思い出す時、亡くなる直近の仮設での姿となることが、なんとも複雑です。やはり、震災前の我が家での父であれば、と思うのでしょうか。

震災4年目を迎える私にとって、震災は過去のものとなりつつあります。これからの人生を充実したものにしていきたいと考えております。

娘の映子さんからのメッセージ

普通の幸福を、何の感慨もなく感謝することもなく、普通に受け止めていた日々。
震災により思い出の写真も家族の睦まじさも絆もなくし、
去年6月末に父を亡くし、普通の幸福がどんなに大切なものであったかをしみじみと感じるきょうこの頃です。

中目義一さんへのメッセージ・写真を募集しています。

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