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菅野康文さん(かんの・やすふみ/当時38歳)岩手県陸前高田市

職場付近で津波に巻き込まれたと見られ、今も行方が分かりません。

震災から6年PHOTO




子どもたちからの手紙PHOTO

震災から6年を迎えて

妻のエリカさんより

震災から6年を迎え、又7回忌を迎える年となりました。

平成23年3月11日という日は、昨日のことのようにまだ記憶にあり、普段言葉にしない子供達も、震災関連の行事にかかわると、何日か泣かれたり、気持ちが沈んだり、悲しく苦しく辛い気持ちを隠せない時期もあり、このような思いを持って生きていかなければならない重みを背負わせせてしまったことに、私が生きている限り寄り添って支えていかなければと再度思いました。

また、よく”花を咲かせましょう”と言われたりして、私の中でまだ決まっていませんでしたが、次男のことをきっかけに”普通と普通でなくてもいい”その間で咲かせようという生き方が私たち親子の”置かれた場所で咲かせましょうということに向き合って過ごしていこうと思いました。

この1年間でいろんなことと向き合い、考えさせられ、また学び得た知識で支えながら生きていかなければならない今後を遠くから見守ってほしいと思います。

震災から5年半を迎えて

妻のエリカさんより

震災から5年半。みなさんと同じように私も感じていますが、“記憶が徐々に薄れつつある”なかで、人の心にも変化は現れてきていると思います。
かつて何度もそう感じてきた事がありました。
そして、7月にもそう感じた対応がありました。
そういう複雑な感情になっている時に“震災5年半メッセージ”が送られてきて、やっと今日書く気持ちになって執っています。

追悼とか哀悼は誰のためにありますか。
私のような者は負け組、それ以外の者は勝ち組ですかって感じるように、考えるようになりました。
私が生涯背負っていくものは重く大きいけれど、日々考え方がしっかりしていれば、乗り越えていけると思い過ごしています。
まだ私には今後やらなければならないことがたくさんあり、毎日思案に暮れています。
でも、私や子供達を支えてくれたり、相談や話を聞いてくださる方々がいらっしゃるので、本当に感謝して、今日までこうして来れたのも、決して一人では無く、手助けしてくれる方々もおられたからだと思ってます。
“風化してはいけない”と人は言いますが、心の中はそうは言えません。
なぜなら、見えませんから。
見えないから、言動や対応が見せてくれるのだと思ってます。
これから先、あの日あの時、どうして生き残れたのか、生かされたのか、もう一度振り返ってほしいと思います。
そして、今現在、置かれている場所がどうしてできたのか、と問いたい気持ちで一杯です。
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震災から5年を迎えて

妻のエリカさんより

震災から5年を迎えるにあたり、自分の年齢や子どもたちの成長を考えると早く感じる今日この頃、まだまだこれから6年、7年・・・ずうっと続く“節目”という言葉に、私は何かをして“区切り”をつけ忘れられることでもなく、今という日々を生き、子どもたちを育て、また何かをしながら前に進み、自分の人生に終止符を打つ時が区切りだと思い過ごしています。

この5年間、震災とは別に、いろんな事情であれ、私のように子育てをしながら、笑顔で優しく私たちのような方々を支援し、見守ってくださる方もいて、自分だけが大変で、辛くて、苦しいのではないということに気づかせていただきました。
親として、子どもたちには“自分だけが・・・、自分は・・・”という特別な思い込みはさせないように、“世の中にはもっと・・・”っていう気持ちをもたせるようにしないと、前に進めない、何かをしてもらうことを考えるようになってしまうので、強く生きていくことを願い、口うるさく言っていますが、仮に今、理解できなくても、後から思い返してもらえたら幸いです。

ただ、5年の今現在、わからないのは、“花を咲かせましょ”っていうことが、自分自身にとって、どういう花なのか、咲くのか、わからないです。
この花にはどんな花があるのか、度々思案に暮れて、答えが見つからず、その繰り返しです。

これも生きるということに大切なことなのかもしれません。

震災から4年を迎えて

妻のエリカさんより

最初は、子どもたちのことを考え、育てる環境、また子どもたちの家だからと、何でも自身のことより優先に考えて過ごしてきたこの年月でありました。
しかし、“どこにも、誰にも”当たりようのない私に、これからも何があるかわかりませんが、“トラウマ”を抱えて生きていくことに、パパの話していた言葉に後悔することも多々あり、夢を見た時、心配させてごめんなさいと謝ることがあります。
私がこういう思いをしていると、子どもたちには“幸せ”になってほしいと願うばかりです。

子どもたちからの手紙

次男の菅野康剛(かんの・やすよし)くん(11)より

お酒をのんでる?
あつくなってきたから、のみすぎないように、おいしくのんでね。
そして、仕事のつかれをとってね。
ローソンはあるの?
あついからおみやげたのむよ。

震災から3年を迎えて

妻の菅野エリカさん(42)より

3年4ヶ月、私達が眠っている姿を見て、夢の中で話してくれた言葉は“疲れているネ!!オレも忙しい”って・・・。
どこへ行っても忙しいですネ!!時々、夢の中で、長男には大きな声で怒って下さい。他の誰の声よりも今一番必要としている声のようです。長女と次男には笑ってあげて下さい。

仲間の方達と飲むお酒はおいしいでしょうが、飲みすぎないように、日々忙しい仕事なら、頑張ってネ!!

妻のエリカさんからのメッセージ

地域の祭りで子供たちに、踊りの曲にあわせた笛の吹き方や太鼓のたたき方を指導し、貢献していました。
夫は『自分を人にしてくれた恩がある』と話していました。
私は子供たちに、お父さんのことを誇りに思いなさいと話しています。
将来、子供たちがどのような道を歩むかは分かりませんが、辛い時、前に進めない時、お父さんのことを思い出して頑張って生きてほしい、幸せになってほしいと願います。

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