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小野由夏さん(おの・ゆか/当時18歳)福島県新地町

自動車学校の送迎バスで帰宅中に津波に流されて亡くなりました。高校を卒業後、外食チェーンへの就職が決まっていました。

祖母のチヨさんからのメッセージ

孫娘、由夏は就職先が決まり、あの2011年3月11日午前10時頃、
2階の自分の部屋で13日からの集合研修のための準備をしていました。
お昼に私達祖父母に野菜炒めを作ってくれて、
午後1時前、走って自動車学校のバス乗り場から出かけました。
そしてあの大震災、津波で自動車学校のマイクロバスで流されたのです。
私たちは11日の夜、自動車学校のある山元町の避難所をめぐりました。
自動車学校の子どもたちが傷を負って動けなくなっていると聞いて、小型重機で掘り出してもらったそうです。
息子は電話で私にバスケットシューズをはいているので(由夏に)間違いないと連絡してくれました。
その時のことを今になって思い出し、どんなにつらかったかと思っています。
その時はまだ見つかっていない子がいっぱいいて本当につらかったです。

小野由夏さんへのメッセージ・写真を募集しています。

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