NHK高校講座

国語表現

Eテレ 毎週 火曜日 午後2:10〜2:30
※この番組は、前年度の再放送です。

国語表現

Eテレ 毎週 火曜日 午後2:10〜2:30
※この番組は、前年度の再放送です。

今回の学習

第1回 入門講座

質問して当てよう・他己紹介をしよう

  • 国語監修:信州大学教授 藤森 裕治
学習ポイント学習ポイント

質問して当てよう・他己紹介をしよう

質問して当てよう・他己紹介をしよう
  • スタジオ風景
  • 足立さんと藤森先生

番組のMCは歌手の足立佳奈さん!
そして、今回教えてくれるのは藤森裕治先生です。

  • 日直れんちゃん
  • 今日の生徒

今回、みなさんと一緒に国語を勉強していくのは
れん(駒井蓮)、ひろと(高橋大翔)、咲桜(曽根咲桜)、はるひ(河野晴日)、くれあ(東海林クレア)、とみあか(富田明里)、ぼる(石田海翔)
の7人です!

きょうの日直、れんちゃんには、足立さんのサポートをしてもらいます☆

今日のテーマ「コミュニケーション」
  • とみあかの挑戦
  • 先生チーム

コミュニケーションとは、自分の思いや考えを理解してもらうために働きかけること。
大切なのは、互いに相手のことを知り、共感することです。

それでは、身体を使って情報を伝えるジェスチャーゲームをしてみましょう。
カードを引いて、そこに書かれたお題を、身ぶり、手ぶり、表情などで伝えてもらいます。

最初は、先生チームの代表、とみあかの挑戦!
引いたカードのお題は「パンダ」「ゾウ」「少年」「猿も木から落ちる」「サッカー」「掃除機」。
正解は5問でした!

  • 晴日の挑戦
  • 足立チーム

次は、足立チームの代表、晴日の挑戦!
引いたカードのお題は「カラオケ」「風」「ハンカチ」「洗濯機」「指輪」「聖徳太子」「歯磨き」。
正解は6問でした!

ということで、足立チームの勝ち☆

  • 非言語コミュニケーション
  • 非言語コミュニケーション

このように、私たちは言葉だけでなく、身ぶり、手ぶり、表情などを使って相手に情報を伝えています。
これを非言語コミュニケーションと言います。

質問をして相手の考えを推理しよう
  • バッハ
  • 夏目漱石

はるひ、くれあ、ぼるの3人が横浜修悠館高校を訪れました!
生徒のみなさんに好きな歴史上の人物を質問をして当ててみましょう。
ただし、名前を直接聞いてはいけません。

【1人目】
Q「男性ですか?女性ですか?」
A「男性です。」
Q「日本人の方ですか?」
A「いいえ、違います。」
Q「音楽に関係していますか?」
A「はい、関係しています。」
Q「楽器は何ですか?」
A「オルガンです。」
Q「ドイツの方ですか?」
A「はい。」
Q「(名前の)最初の文字は濁音ですか?」
A「濁音です。」

答えは「バッハ」でした。

【2人目】
Q「日本人ですか?」
A「はい。」
Q「お侍さんですか?」
A「違います。」
Q「作家さんですか?」
A「はい。」
Q「芥川龍之介さんですか?」
A「違います。」
Q「『坊っちゃん』を書いた人ですか?」
A「はい。」

答えは「夏目漱石」でした。

みなさん、わかりましたか?
相手の好みを知ることは、コミュニケーションを深める上でも大切です。

表現の達人「作詞家 松本隆さん」
  • 作詞家の松本隆さん
  • 高校生のときに音楽と出会った

今回の達人は、作詞家の松本隆さん。
『硝子の少年』『赤いスイトピー』『ルビーの指輪』などの大ヒット曲をはじめ、数多くのアーティストに2000曲以上の楽曲を提供しています。
松本さんの創作の始まりは中学時代だったそうです。
「詩っぽいものを書くっていうのは、中学のときから始めました。友達と見せっこしたりしていました。あと、図書館の棚をどっちが先に読めるかとか。」


文学少年だった松本さんは高校生のときに音楽と出会い、やがて作詞を手がけるようになりました。
「音楽が好きな自分と、文学が好きな自分と、平行線をたどって交わることはないだろうと思っていたら、一気に交わって。」

人々の心に残るたくさんの詞を生み出してきた松本さん。こだわりを聞きました。
「できれば、詩の中で否定形を使わないように、必要最低限度に留めるように(している)。否定形の方がちょっとカッコよくなるんですよ。人と違ってカッコいい自分を演出できる、みたいなね。そういう詩を読むと“こんなにたくさん使っちゃって…”と思うね。全部跳ね返ってきますから。マイナスの感情は強いので、プラスで拭い去ろうとすると10倍の力が必要(なので)、それは一番気をつけている。」

  • 松本さんと秦さん
  • 松本さん

ヒットメーカーの松本隆さんが、このたび初めて高校の校歌を作詞しました。
作曲は秦基博さんです。

校歌を作る際、松本さんがキーワードに選んだのは、あまり使わないという“最高”という言葉でした。
「日本の若い人たちには未来がバラ色に見えないんじゃないかって気がしてね。そうじゃないんだよ、と。たくさんの壁が目の前にあって、地べたに倒れるのが当たり前で、そこからどう立ち直るかが人生なんだから…という歌をこしらえたいなと思ってね。それで“最高の”というフレーズが出てきて。録音するのを聞いていて、秦くんがすごくいい曲を作ってくれたので、とってもうれしくなりました。」


〜 最高に面白いこと 僕たちは 学んでるんだ 〜
(校歌の歌詞の一部抜粋)

演習「他己紹介」
  • 他己紹介をしてみよう
  • 他己紹介のポイント

他人のことを人に紹介するのが他己紹介です。
インタビューをして相手のことを知り、相手の良いところをまとめて紹介してもらいます。
ポイントは次の3つです。
(1)正確さ (質問に答えた内容が正しく語られている)
(2)適切さ (紹介する話題がその人の良さを示している)
(3)豊かさ (自分の印象や相手へのエールが含まれている)

  • 咲桜ちゃんがひろとくんにインタビュー!
  • くれあちゃんがはるひくんにインタビュー!

最初にインタビューをして相手のことを知りましょう!
好きなものや趣味、特技、性格など、聞きやすい質問から始めるといいですよ。

咲桜ちゃんがひろとくんにインタビュー!
咲桜「好きな動物はなんですか?」
ひろと「犬です。」
咲桜「好きな動物はなんですか?」
ひろと「犬です。」
咲桜「犬?普通だね!じゃあ、好きな色は何ですか?」
ひろと「オレンジです。」
咲桜「好きな食べ物はなんですか?」
ひろと「からあげです。」
咲桜「塩ラーメンとしょう油ラーメン、どちらが好きですか?」
ひろと「しょう油ラーメンです。」
咲桜「だと思った!」

くれあちゃんがはるひくんにインタビュー!
くれあ「特技はありますか?」
はるひ「特技は水泳が。」
くれあ「え〜!そんなイメージない!」

  • ぼるくんがとみあかちゃんにインタビュー!
  • その人らしさを探ろう

ぼるくんがとみあかちゃんにインタビュー!
ぼる「好きな食べ物は?」
とみあか「みかんがこの世で一番好き!」
ぼる「みかんのどんなところが好きですか?」
とみあか「全部!」

話を聞いたら、しっかりとメモを取り、よくわからない部分はさらに質問をして掘り下げていくのもポイントです!
その人らしさを探っていきましょう!

  • れんちゃん
  • 足立さん

それでは、みなさんも足立さんの紹介にチャレンジしてみてください!
れんちゃんが足立さんにインタビューをしました。
れん「趣味はなんですか?」
足立「ごはんを食べることが好きです。」
れん「自分の好きなところを教えてください。」
足立「喜怒哀楽が激しいところです。」
れん「友だちにはどういう人だと言われますか?」
足立「自己中心的な人物だって言われます。」
れん「どういうところが自己中心的なんですか?」
足立「おなかがすいたら、みんなのお弁当が来る前に自分だけ食べちゃう。そういう感じです。」
れん「将来の目標は何ですか?」
足立「白米フェスをしたいです。ご飯をライブ前に食べて、おいしいという笑顔から始めたいと思っています。」
れん「毎日の習慣はありますか?」
足立「朝起きて、洗面台に着いたら鏡の前でニコッと笑います。」
れん「笑顔が好きなんですか?」
足立「はい。笑顔が好きです。」

  • 咲桜ちゃんがひろとくんを紹介!
  • れあちゃんがはるひくんを紹介!

インタビューが終わったら、相手の良いところをまとめましょう。
「正確さ、適切さ、豊かさ」という3つのポイントを意識してくださいね!

それでは発表☆
咲桜ちゃんがひろとくんを紹介!
「静かそうに見えたんですけど、実は塩ラーメンよりしょう油ラーメンが好きで、オレンジが好きで、からあげが好きで、性格はポジティブで。実は、静かそうに見えて、濃い人なんです。だから、エールは、もっと濃さを出していったほうがいいんじゃないかと思います!」

くれあちゃんがはるひくんを紹介!
「はるひが好きな○○、4個!好きな色、青。好きな教科、社会。好きなスポーツ、水泳。好きな食べ物、キムチ。ちなみに、キムチは昨日食べたそうです!」

  • ぼるくんがとみあかちゃんを紹介!
  • 足立さんの他己紹介

ぼるくんがとみあかちゃんを紹介!
「とみあかちゃんの他己紹介をします。まず、趣味はひとりカラオケです。それと、ダンスも趣味だそうです。好きな色は赤。自分の名前が富田明里で、名前に『あか』がついているからだそうです。」


それでは最後に足立さんの他己紹介です。
紹介するのは、きょうの日直、れんちゃんです。
「まず、足立さんは喜怒哀楽がはっきりしていて、友達から自己中心的と言われている、ということだったんですけど、それは良い意味で自分がはっきりしているということなんじゃないかなと思いました。2つめ、自分で白米フェスをしたくて、あと、毎朝鏡の前で笑顔を作っているということで、自分だけでなく周りも笑顔にさせられる人なんじゃないかなと思いました。」

本日の授業終了!
  • 先生
  • 次回もお楽しみに〜!

さて、古代中国の武将・思想家で孫子という人の言葉に次のようなものがあります。
彼を知り己を知れば百戦してあやうからず

相手のことをよくわかり、自分自身のこともよくわかれば、どんなことがあっても大丈夫だ、という意味です。
他己紹介というのは、相手を紹介しながら、相手を自分がどのように見るのかを経験するものなのです。
例えば、れんちゃんが足立さんを紹介しながら、「喜怒哀楽が激しい」というのは決して良い意味ではないのに、とても良いことだという風に言いました。
そこから、れんちゃんはマイナス面もポジティブに考えるような生き方を目指しているんだな、ということがわかってくるのです。
このような学習が、コミュニケーションの本質になります!

それでは次回もお楽しみに!

科目トップへ

制作・著作/NHK (Japan Broadcasting Corp.) このページに掲載の文章・写真および
動画の無断転載を禁じます。このページは受信料で制作しています。
NHKにおける個人情報保護について | NHK著作権保護 | NHKインターネットサービス利用規約