NHK高校講座

コミュニケーション英語T

Eテレ 毎週 月曜日 午後2:40〜3:00
※この番組は、前年度の再放送です。

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今回の学習

第30回 Lesson 9

人について補足説明しよう

  • 英語監修:文教大学教授 阿野 幸一
学習ポイント学習ポイント

人について補足説明しよう

人について補足説明しよう
  • 沖縄にトラベル!?
  • できませんでした

未来のある日。場所はHOTEL TRENDY。
研修旅行に連れて行ってもらえず、時間をもてあますオーナー(トレンディエンジェル・斎藤司)と執事のたかしさん。

オーナー「あ〜!退屈だなぁ!Joannたちは、まだ沖縄から帰ってこないのか!」
たかし「そういえば、さっきメールが来てましたね。『来週まで帰らない』ですって。」
オーナー「いくらなんでも休みすぎだろ?もう我慢できない!俺たちも沖縄に行くぞ!」
そう言って、たかしさんとおでこをこすり合わせて沖縄にトラベル!
…しようと思ったようですが、着いた先はHOTEL TRENDY。戻ってきてしまいました…

英語で会話をはずませよう!
  • ダグラス・ベネットさん
  • 健と結衣がインタビュー

Joannと離れて、健と結衣が2人でやってきたのは、ダイビングショップです。
健&結衣「こんにちは!」
ダグラス「Hi, guys! Welcome to my shop!
健&結衣「Nice to meet you.」
ダグラス「Nice to meet you too! I'm Douglas. Please call me Doug.

アメリカからやってきた、この店のオーナー、ダグラス・ベネットさんは、沖縄に住んで20年以上になります。
それでは、健と結衣に、英語でのインタビューにチャレンジしてもらいましょう!

結衣「When did you open this shop?(いつ店をオープンしたんですか?)」
ダグ「I opened my shop in 1995. (1995年に開店しました。)」
健「Have you ever had any trouble since you opened your shop? (開店後、問題はなかったですか?)」
ダグ「In the beginning, it was very difficult. We had... I only spoke very little Japanese. But with my Okinawan friends, I was able to get help and learn the language, and I was able to open. (最初のころは日本語がほとんど話せず、とても苦労しました。でも沖縄の友だちが助けてくれ、日本語も少しずつ覚えたので開店できました。)」

  • 沖縄の海
  • ダグラス・ベネットさん

結衣「What is a good point of the ocean in Okinawa? (沖縄の海の魅力は?)」
ダグ「Very good question. In Okinawa, the ocean is very, very clear, very beautiful. (沖縄の海はとても透明度が高くて美しいのです。)」

健「What should we do to improve our English?(英語が上達するにはどうすればいいですか?)」
ダグ「The best thing to do to practice your English is to speak English a lot. Don't just read books. Talk to people and practice the language. (英語はとにかく『話す』こと。本を読むだけじゃなく、人と話すことが大切です。)」
健&結衣「Thank you very much, Doug!」
ダグ「Thank you too very much with great meeting you. We had gears here, beautiful weather today. Let's go for dive!(道具もあるし、天気もいいからダイビングしよう!)」
健&結衣「OK!」

  • コーディー・ダゲットさん
  • 健と結衣

ダイビングはまたの機会!2人が次に向かったのはワッフル店。
この店のオーナーは、アメリカ出身のコーディー・ダゲットさん。
イタリアンや和食など、さまざまなジャンルの料理を修業したあと、2015年に念願だった自分の店を持ちました。

健&結衣「こんにちは!」
ダゲット「Hello! How are you today?
健「I'm good, thank you!」

それでは、健と結衣には、英語で注文してもらいましょう!

ダゲット「Well, what would you like to have for lunch today?
結衣「Uh... what do you recommend? (おすすめは何ですか?)」
ダゲット「We recommend a combination of fried chicken and waffles. (フライドチキンとワッフルのセットです。)」
結衣「フライドチキンとワッフルって言ったよね?」
ダゲット「Yui, how many pieces of chicken would you like? (結衣、チキンは何ピース食べますか?)」
結衣「One piece, please. (1ピースください。)」
ダゲット「Which toppings would you like? (トッピングはどうしますか?)」
結衣「Chocolate chips and fresh whipped cream. How much is it? (チョコレートチップとホイップクリーム。いくらですか?)」
ダゲット「1,026 yen. (1,026円です。)」
結衣「OK.」
ダゲット「Ken, how many pieces of chicken would you like? (健、チキンは何ピース食べますか?)」
健「Two piece, please. (2ピースください。)」
ダゲット「Which toppings would you like? (トッピングはどうしますか?)」
健「Bacon and fresh whipped cream please. How much is it? (ベーコンとホイップクリーム。いくらですか?)」
ダゲット「1,350 yen. (1,350円です。)」
健「OK.」

2人とも、きちんと英語で注文ができました☆

  • 料理が出てきました!
  • 健と結衣がインタビュー

料理が出てきました!
健&結衣「わ〜!すごい!」
ダゲット「Enjoy your meal!
結衣「おっきい!」
健「思ったよりデカイね!(食べた感想は)塩大福的な…わかる?“甘い”と“しょっぱい”が合わさると余計引き立つみたいな。」
結衣「(私も)食べてみよう!」

さて、2人には食べてばかりいないで、もう少し英語での会話を楽しんでもらいましょう!
結衣「How did you make this idea? (なぜこのような料理を作ったんですか?)」
ダゲット「It's very popular in the US, in, like, the southern part of the US. (アメリカ南部ではポピュラーな料理なんです。)」
結衣「Why do you live in Okinawa? (なぜ沖縄に住んでいるんですか?)」
ダゲット「My wife is from Okinawa. (私の妻は沖縄の人なんですよ。)」
健「Where did you meet your wife? (奥さんとはどこで知り合ったんですか?)」
ダゲット「I met her at a Halloween party. (ハロウィーンパーティーで出会いました。)」
健「めっちゃオシャレ! What do you think is the good point of Okinawa? (沖縄の魅力は何だと思いますか?)」
ダゲット「It's a beautiful island, and it's great for families. I have two children, so it's really good for my family and just relaxed. (美しいですね。子どもが2人いますが、家族でのんびりできるすてきな島です。)」
健「I think so. (ぼくもそう思います。)」
健&結衣「Thank you very much! (ありがとうございました!)」
ダゲット「Thank you for coming and enjoy your time in Okinawa! (沖縄の旅を楽しんでください。)」
健&結衣「Thank you! (ありがとう!)」

関係代名詞 who
  • 怒っているお客さん
  • トレンディエンジェル

さて、オーナーとたかしさんが留守番をしているHOTEL TRENDYに、外国人宿泊客がやってきました。

たかし「ジョアンがいないきょうに限って、お客様が多いみたいですよ。」
オーナー「何も問題が起きなきゃいいんだけど…」
たかし「そんなこと言ってたら、来ちゃいましたよ。」
オーナー「あ、なんか怒ってる…」
客「Excuse me. My room is very hot! (部屋がすごく暑い!) The air conditioner doesn't work! (エアコンが故障してる!) And the phone doesn't work either! (電話も故障してる!) Can you do something about this? (なんとかしてくれ!)」
オーナー「Chin-pun-kan-pun!」
たかし「お客様にそんなこと言ったら失礼ですよ!」
客「Get me the woman who always wears red clothes!
オーナー「今、whoって言ったよな。」
たかし「ええ、確かに…」
オーナー「私が誰だか知りたいんだ、きっと。 I'm Tsukasa Saito, the owner of this hotel.
客「No! No! No! そうじゃくて! Get me the woman who always wears red clothes. このwhoは関係代名詞のwhoだよ!」
オーナー「バリバリの日本語しゃべりだしたぞ!」
たかし「びっくりした〜!」

それでは、オーナーが勘違いした英文を見てみましょう。
Get me the woman who always wears red clothes.
その女性(the woman)がどんな女性かを説明するためにwho always wears red clothesと補足しているのです。
つまり、「いつも赤い服を着ている女性を呼んでください。」という意味になるのです。

たかし「そうか、ジョアンを呼べって言ってたんじゃないですか?」
オーナー「I'm sorry, but she is in Okinawa now.
客「Okinawa! It's so beautiful place!
オーナー「沖縄、行ったことある?」
客「What's?
たかし「英語、英語!」

Today’s Mission!「あなた、どんな人?」
  • 沖縄科学技術大学院大学
  • 健と結衣がJoannと待ち合わせ

健と結衣がJoannと待ち合わせしたのは、沖縄科学技術大学院大学、通称OIST。
5年一貫制の博士課程を置く学校で、学生数はおよそ160名。
そのうち8割ほどが外国人のため、英語が学内の公用語になっています。
この学校の学生や研究者と話をして、その人がどんな人かを説明するのが、きょうのミッションです!
人について補足説明するときに使う関係代名詞“who”を上手に使うのがポイントです☆

  • イレイン・ウォンさん
  • インタビュー

1人目は、電子の動きを研究している、学生のイレイン・ウォンさん。
健「Where are you from? (ご出身は?)」
イレイン「マレーシアです。」
健「How did you study English? (英語はどうやって学んだんですか?)」
イレイン「マレーシアでは小学校から英語を学ぶんです。」
健「What do you do in holidays? (休日は何をして過ごしますか?)」
イレイン「時々ダイビングに行きます。沖縄はダイビングに最適ですからね。」
Joann「今聞いた情報をまとめて、“who”を使って文章を作ってみて。」
健「She is a student who likes diving.

  • アイバン・ンボゴさん
  • インタビュー

2人目は、発生生物学という分野を学んでいる、学生のアイバン・ンボゴさん。
結衣「Where are you from? (ご出身は?)」
アイバン「ウガンダです。」
結衣「Do you like fashion? (ファッションは好きですか?)」
アイバン「好きと言えますね。母や姉がこのような服を買ってくれますから。」
結衣「What do you do on day off. (休日は何をして過ごしますか?)」
アイバン「友達とサッカーをやります。三線も習っています。沖縄の楽器ですね。」
Joann「じゃあ今聞いた情報を使って、関係代名詞“who”を使って文章を作ってみて。」
結衣「He is a student who learns sanshin.」
Joann「そうだね。 He is a student who is learning to play the sanshin. っていう言い方のほうが、よりいいかな。」
結衣「He is a student who is learning to play the sanshin.

  • ローリー・サーバスさん
  • インタビュー

3人目は、液体の流れについて研究している、研究者のローリー・サーバスさん。
健「Where are you from? (ご出身は?)」
ローリー「I'm from the United States. (アメリカです。)」
健「Have you ever been to mainland of Japan? (日本の本州に行ったことはありますか?)」
ローリー「Yeah. Yes. Many times. (何度も行きました。)」
健「Where did you go? (どこに行きましたか?)」
ローリー「I've been to places like Tokyo and Kanazawa and Hokkaido, but my favorite place is Kobe. (東京、金沢、北海道、中でも神戸が好きですね。)」
健「Kobe? Why? (神戸?なぜ?)」
ローリー「Because I lived there for one year. (神戸に1年間住んでいましたから。)」
健「Why did you live in Kobe? (なぜ神戸に住んでいたんですか?)」
ローリー「To learn Japanese. (日本語を学ぶために。)」
健「どれくらいしゃべれるんですかって言われたら?」
ローリー「(日本語で)いや、どれくらいって言われても…まぁ、あの一応…」
健「めちゃめちゃしゃべれるじゃないですか!」
Joann「今聞いた情報をもとに、関係代名詞“who”を使って文を作ってみて。」
健「He is a researcher who is from the US and speaks Japanese very well.

  • マリルカ・ヨエ・ウーシサーリさん
  • インタビュー

最後は、脳科学を研究している、准教授のマリルカ・ヨエ・ウーシサーリさん。
結衣「Where are you from? (ご出身は?)」
マリルカ「I was born in Finland. (フィンランドで生まれました。)」
結衣「Do you believe Santa Claus? (サンタクロースを信じていますか?)」
マリルカ「Of course. Santa Claus visits us every year. (もちろんです。毎年来てくれますからね。)」
結衣「What is a good point in Okinawa? (沖縄の魅力は何ですか?)」
マリルカ「I come from Finland. Finland is a very cold country. And I love the sun. (フィンランドはとても寒いんです。だから、太陽が大好き。)」
結衣「What food in Okinawa do you like the best? (沖縄の食べ物で何がいちばん好きですか?)」
マリルカ「The best food is soki-soba. Absolutely. (いちばん好きなのはソーキそばです。)」
Joann「今聞いた情報をまとめて、“who”を使って文章を作ってみて。」
結衣「She is a professor who likes soki-soba.
※准教授なので、正確にはassociate professorと言います。

JoannのSmall Talk with Big Names
  • 大西さんとJoann
  • 大西卓哉さん

ゲストは、宇宙飛行士の大西卓哉さん。
2016年7月に宇宙へと飛び立ち、国際宇宙ステーションの長期滞在ミッションをおこなった6人目の日本人宇宙飛行士です。

Joann「大西さん流、英語学習法を何か教えてください。」
大西「とにかくしゃべることですよね。面と向かって話すことが大切。 」
Joann「私もそう思います。だって、いくら教科書で勉強しても十分じゃないですよね。誰かと話さないと。」
大西「そう。会話ってキャッチボールなんですよね。自分が言ったことに対して相手がリアクションして、相手の言ったことを聞いて、自分がリアクションするっていう。その呼吸というかタイミングって、話しているときにしか身につかないと思います。」
Joann「高校生には外に出てしゃべってもらいたいですよね。」
大西「そうですね。でも、自分が高校生のころってあまり英語をちゃんと勉強してなかったんで。」
Joann「そうだったんですか?英語はいつぐらいから勉強されたんですか?」
大西「本当に一生懸命やったのって、宇宙飛行士になってから(笑)でも今の高校生の人たちには、絶対英語は勉強したほうがいいと言いたいですけどね。」
Joann「なんで絶対に勉強したほうがいいと思いますか?」
大西「世界に出て行くときに必ず英語って必要になるので。それって別に宇宙飛行士だけじゃなくて、たぶんどんなことをしていても、英語ができるできないで、次のステップを踏み出せる、踏み出せないっていう大きな違いになるんですよね。それを僕もすごく体験したので、絶対勉強したほうがいい。どんな仕事をしていても。」
Joann「Please give a message to the high school students studying English. (番組を見ている高校生へメッセージをお願いします。)」
大西「Someday in the future what you're doing right now really helps you to widen the area of your knowledge or your job. So please continue to work really hard studying English. Thank you. (今あなたがやっていることは、将来、知識や仕事の幅を広げてくれます。だから一生懸命、英語の勉強を続けてください。)」

阿野先生のワンポイントLesson☆
  • 阿野幸一先生
  • 次回もお楽しみに〜!

夜も更けたHOTEL TRENDYでは大人の時間が流れています。
オーナー「先生、私は関係代名詞と、もう無関係ではいられなくなってしまいました。」
たかし「何を言ってるんですか?」
先生「ところで、どうして、どんな人かを説明するときに“who”を使うんでしょうか?」
オーナー「何でですかね?」
先生「“who”にはもともと『誰?』っていう意味がありますよね。」
オーナー&たかし「はい。」

ここで次の文を例に考えてみましょう!
I have a friend who lives in Canada.

先生「この文の前半の部分“I have a friend”を聞いただけでは、『友達がいる』と言っているだけで、どんな友達がいるのかわかりませんね。」
オーナー「でも、コイツ(たかしさん)にロクな友達がいないことは知ってますよ!」
たかし「自分もだろ!」
オーナー「そうです…」
先生「そういう話ではなくて…。そこで、その友達のことを説明するために、『その人は誰かっていうと…』ということで“ who”を使ってwho lives in Canada(カナダに住んでいる)とつなげているんです。」
たかし「たしかに日本語でも、そんな言い方で補足説明することがありますね!」
先生「そうですね。その結果、友達は何人もいるけれども、今話しているのは『カナダに住んでいる友達がいる』っていうこと。そのことを伝える文になるんです。」
オーナー「先生、質問があるんですけど…。ぼくはカナダはおろか、この地球上に友達がいないんですけど、どうしたらいいですか?」
先生「私たちがいるじゃないですか〜☆」

それでは次回もお楽しみに!

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