NHK高校講座

コミュニケーション英語T

Eテレ 毎週 月曜日 午後2:40〜3:00
※この番組は、前年度の再放送です。

コミュニケーション英語T

Eテレ 毎週 月曜日 午後2:40〜3:00
※この番組は、前年度の再放送です。

今回の学習

第4回 Lesson 1

過去にしたことを伝えよう

  • 英語監修:文教大学教授 阿野 幸一
学習ポイント学習ポイント

過去にしたことを伝えよう

  • たかしさん
  • オーナー

未来のある日。場所はHOTEL TRENDY。
何やら落ち込んでいる様子のオーナー(トレンディエンジェル・斎藤司)に執事のたかしさん(トレンディエンジェル)が声をかけました。
たかし「どうしたんですか?ため息なんかついて!」
オーナー「最近知り合った女の子にさ…“You are boring.”って言われちゃったんだよ。」
たかし「boringってどういう意味でしたっけ?」
オーナー「“退屈な”って意味だよ!!」
たかし「そんなことありませんよ!きのうも洗顔クリームで歯を磨いて泡だらけになっていたじゃないですか!」
オーナー「そんな失敗談だったら、いくらでもあるぞ☆」
たかし「それそれ!!過去にやったことを話せば会話は弾む!退屈な男から一転、人気者になれますよ!」
オーナー「過去にやったことかぁ。それはいいことを聞いた!よし、ご先祖様を呼んでこい!」
たかし「合点承知☆行ってきま〜す!」
2人は頭をこすり合わせて、執事のたかしさんを過去へと送り込みました。

ご先祖様の宿「鳥縁屋」
  • 健は結衣に電話を手渡そうとします
  • 扉の陰から見ていたたかしさん

事務室で健の幼なじみの木村結衣ちゃん(犬塚しおり)が鮮魚店に電話をしています。
結衣が電話を切ってしばらくすると、支配人の山下健くん(狩野見恭兵)が事務室に入ってきました。
健も電話を手にとってどこかへ電話をしようとしているようです。
結衣「あっ!I call the fish market.
健「OK.」
健は結衣に電話を手渡そうとします。
結衣「I call the fish market just now.
健「OK. Call.
結衣「だから!さっき電話をかけたって言っているの!」
健「結衣、そういうときは“I called the fish market just now.”だよ。過去にやったことを言うときは“ed”を付けないと!」
結衣「あ〜…そっか。」
健「(自慢げに)基本だよ、基本!」
このやりとりを扉の陰から見ていたたかしさんは満足げにうなずいていました。

  • Mr. and Mrs. Davis
  • Thank you very much.

そこに現れたのは、健の祖母・山下サキさん(服部妙子)。
サキ「健、ちょっとお願い。」
サキは、お客様に客室に飾ってある皿について聞かれて困っていたようです。
健「Good afternoon, Mr. and Mrs. Davis.
Sean & Mary「Good afternoon.
健「Do you have a question about the plate?
Mary「This plate is very beautiful and elegant.
健「Thank you.
Sean「Is it some kind of family treasure? It has birds on it.
健「Family treasure?
結衣「(サキに向かって)あのお皿がとてもキレイだから家宝なのか?って。鳥も描いてあるし。」
サキ「まぁ…」
健「No. (サキを見て)She make it.
結衣「あ、健!過去のことを言うときは、“ed”をつけるのが基本じゃなかったっけ?」
健「ああ、そうだった。She maked it.
Mary「Really?! (サキに向かって)You made this?!
Sean「You’re so talented!
結衣「サキさん、すごい才能だ、って!」
サキ「Thank you very much.

  • “トレンディー”でない英語力と状況にショックを受ける
  • たかしさん

サキ「健、もしよかったら夕食をあのお皿で。」
健「Good idea!
結衣「おもてなしですね!」
健「Mr. and Mrs. Davis, we use this plate for your dinner tonight.
Mary「...Oh really? That’s wonderful!
Sean「Yeah!(サキに向かって)What kind of food will be served on this plate?
結衣「(サキに向かって)あのお皿でどんな料理を出すのかって?」
サキ「きょうだったら…伊勢エビかしら。」
結衣「We serve...Ise shrimp.
Mary「Ise shrimp?
Sean「Oh, you mean Ise lobster?
結衣「Yes! Ise lobster! Do you know it?
Sean「Yes. We visited Ise Jingu last year.
結衣「(サキに向かって)去年、伊勢神宮に行ったんだって。」
Sean「...We ate Ise lobster on that trip.
健「Eight Ise lobster...
Sean「Yes!
健「(結衣に向かってこっそりと)Eight Ise lobsterって、2人で伊勢エビ8匹食べたいってことかな?」
結衣「伊勢で食べたのが、相当おいしかったんじゃない?」
健「8匹かぁ…もう1回、魚屋に電話しないと。」

この“トレンディーでない”英語力にショックを受けつつ、たかしさんは未来へと戻っていきました。
自分の手で頭をこすって。。。

過去にしたことを言うには? (未来のホテル!HOTEL TRENDY)
  • 健と結衣
  • Joann

たかしさんは未来へ戻るときに、またまた健と結衣も連れてきてしまいました。

たかし「あなたたちを見ていて、わたしは鳥縁屋の行く末、ひいてはこのHOTEL TRENDYの行く末が心配になっちゃいましたよ!」
健「そんなに心配かけました?」
結衣「いや、心当たりないけど…」
Joann「ほら、お客様とお皿について話しているときのこと、思い出してみて!」

  • She made it.
  • Joann

さて、先ほどの鳥縁屋での会話を思い出してみましょう。
Davis夫妻にお皿について聞かれた健は、「She maked it.」と答えました。
これは“トレンディー”な英語ではありません。。。

過去にしたことを言いたいときには、動詞の語尾に“ed”をつけるのでしたね。
ちなみに、そのあとお客様は「You made this?!」と言っていることに気づきましたか?
このように「作った」と言いたいときには、makedではなくmadeを使います。
ですから、
She made it.
が正解です☆

オーナー「なんでだよ!“ed”をつけるルールじゃなかったのか?」
Joann「ルールに例外は付きものでしょ!」
オーナー「例外?なんだそれーー!」
たかし「動詞の語尾に“ed”をつけるというルールに当てはまらないものを不規則動詞といいます。不規則動詞はmake以外にもいろいろあります!」

  • We ate Ise lobster on that trip.
  • 健と結衣はateをeight(=8)と勘違い

ここで、先ほどの鳥縁屋での会話を見てみましょう。
Seanさんが「We ate Ise lobster on that trip.」と言っていました。
健と結衣はateをeight(=8)と勘違いしたようですが、実はateはeatの過去形で、これも不規則動詞です。
不規則動詞については、使っていくうちに自然と覚えられるので、心配はいりません☆

過去にしたことを話そう (未来のホテル!HOTEL TRENDY)
  • Joann
  • 健

Joann「Did you eat breakfast today?
オーナー「ちょっと待ってよ。didって何?いきなりわからないんだけど…」
Joann「あぁ!didを文の頭につけると“〜しましたか?”という意味になります。」
健「でもeatはateになるんじゃないの?」
Joann「そうなんだけど…did はdoの過去形で、ここで過去形を使っているので、動詞はあえて動詞にせず、もとの形のままでオッケーなの。(改めて健に向かって)Did you eat breakfast today?
健「Yes, I did.
Joann「Oh,very good!! 朝ごはんを食べていたら“Yes, I did.”で、食べていなかったら“No, I didn’t.”ね!(健に向かって)What did you eat for breakfast?
健「I ate (a) rice ball.
オーナー「ボール食べてるの?」
Joann「違う違う!おにぎり!」
オーナー「あぁ!し、知ってたよ…」

  • Joann
  • 結衣

Joann「Next, Yui! Did you go to a convenience store yesterday?
結衣「Yes, I did.
たかし「Me too.
オーナー「Me three!」
Joann「Me three?…それ間違ってるから!!」
オーナー「I goed to a convenience store yesterday.
たかし「残念!goも不規則動詞なので、“コンビニに行った”って言いたいときには…」
Joann「I went to a convenience store yesterday.

  • オーナー
  • ロビー汚さないでよ〜

床に落ちているパンくずに気づいた健。
健「なにこれ!ロビーはホテルの顔なのに!Did you clean the lobby?
オーナー「No, I didn’t. 掃除はオレの仕事じゃない。」
たかし「I cleaned the lobby yesterday, but I didn’t clean it today. だって、きょうの掃除当番はJoannのはず…。」
Joann「I cleaned the lobby this morning!
オーナー「誰だよ〜。」
健「あぁっ!!」
オーナーのジャケットにパンくずが付いていることに気づいた健。
一同「あぁ〜っ!!」
Joann「ちょっと、ロビー汚さないでよ〜」
オーナー「だって…だって、ライス2粒じゃ足りないよ、ごはん!!」
…もしかして、HOTEL TRENDY、経営難??

  • おさらい

さて、おさらい☆
「ロビーを掃除しましたか?」と過去のことを聞きたいときには、文の頭にdidを付けて、
Did you clean the lobby?
となります。動詞はもとの形のままになるのを忘れないようにしましょう!

「ロビーを掃除しませんでした。」と過去にしたことを否定するときには、動詞の前にdidn’tを付けて、
I didn’t clean the lobby.
となります。このときも、動詞はもとの形のままになります!

Today’s Mission!「モンゴルでしたことを伝えよう」
  • Do you know anything about Mongolia?
  • モンゴルの基本情報

結衣「モンゴル、行ったことないよ!」
たかし「モンゴルに行ったつもりになって、妄想をどんどん膨らませてくださいよ!」
Joann「Do you know anything about Mongolia?
結衣「降水量が少ないって世界史の授業でやった気がする!」
一同「へぇ〜!」
たかし「では、ここで少しだけモンゴルの基本情報を。
国土は日本の4倍、大部分が草原です。夏は40度近くまで気温が上がり、冬はマイナス30度になることもあるんだって。」
オーナー「どんな暮らしをしてるんだろうなぁ?」

モンゴルの遊牧民の暮らし
  • ウブルハンガイ
  • ゲル

This is Övörhangay(ウブルハンガイ) in central Mongolia.
Most nomadic people(遊牧民) in Mongolia move from place to place each season
and live in gers(ゲル).
A ger is a traditional tent.
It has one door and no windows.

  • ウルムというモンゴルの家庭料理
  • ホジルト村

This is urum(ウルムというモンゴルの家庭料理).
It’s made from milk.
A ger consists of many wooden parts.
It is portable.
This is Hujirt village(ホジルト村).
Many craftsmen live here.

  • This plant pattern means “prosperity(繁栄).”
  • Nomadic people make felt from sheep’s wool by themselves.

The traditional Mongolian ger is handmade.
Painters paint patterns.
This plant pattern means “prosperity(繁栄).”
Nomadic people make felt from sheep’s wool by themselves.
They pull the rolled wool with horses.
Two hours later, it turned into nice felt.

  • A ger needs about 80 roof poles.
  • Lastly, they cover the roof and walls with handmade felt.

Now they are building a ger.
A ger needs about 80 roof poles.
Lastly, they cover the roof and walls with handmade felt.
They put up the ger in an hour!

  • Do you like their house?
  • What do you think about their lifestyle?

Do you like their house?
What do you think about their lifestyle?

Today’s Mission!「モンゴルでしたことを伝えよう」
  • モンゴルの民族衣装を着てみた健と結衣
  • ゲルに使われるフェルトとペイントされたパーツ

モンゴルの民族衣装を着てみた健と結衣。
スタジオにはゲルに使われるフェルトとペイントされたパーツを用意して雰囲気を出してみました☆
それでは、行ったつもりで会話をスタート!
Joann「You visited Mongolia.
オーナー「We stayed in a ger.
Joann「Ken! What did you do in Mongolia?
健「I practiced Mongolian sumo.
Joann「Who did you practice sumo with?
健「I practiced sumo with my host family.

  • I cooked urum.
  • I sang Japanese songs for my host family.

Joann「Yui! What did you do in Mongolia?
結衣「I cooked with my host family.
Joann「What did you cook?
結衣「I cooked urum.
Joann「How did you eat it?
結衣「I ate it with bread.
Joann「Mr. Saito, what did you do in a ger?
オーナー「I singed Japanese songs.
Joann「singの過去形はsangよ!」
オーナー「I sang Japanese songs for my host family.
再現してくれました。
オーナー「♪まいごのまいごの子猫ちゃん〜あなたのおうちはWhere is it?
オーナーのナイスな歌声は番組でぜひお聴きくださいね☆

阿野先生のワンポイントLesson☆
  • 阿野先生のワンポイントLesson
  • 不規則動詞

夜も更けたHOTEL TRENDYでは大人の時間が流れています。
オーナー「先生、過去にしたことを言うときに、“ed”を付ければいい動詞と不規則動詞とがあるのが困ります…覚えなきゃいけないじゃないですか。」
阿野先生「いちいち覚えるのは大変と思うかもしれませんが、代表的な不規則動詞を並べた図(上の右図)を見て何か気づきませんか?」
たかし「あ!毎日、日常でやることじゃないですか?」
阿野先生「その通りなんです。日常的によく使われるものほど不規則動詞なんです。英語の歴史をさかのぼってみると、多くの動詞は不規則に変化していました。しかし、言葉は時代とともに変化していくものです。次第に簡単な語に変化していく中で規則動詞が増えてきたのです。ところが、日常的に使っている動詞は無意識のうちに使い続けてきたため、不規則動詞のまま残ったと言われています。」
たかし「あれ?先生、studyの過去形はstudiedですよね。」
阿野先生「そうですね。edで終わる規則動詞ですね。 」
たかし「勉強は毎日するものじゃないってことですか?」
阿野先生「いや…できれば毎日してほしいんですけど。。。」
オーナー「オレは過去の失敗談を英語で全部言えるようになりたいから…毎日勉強するぞ、オレは!!」
阿野先生「そうですよ!英語でのスベらない話、期待してますよ〜!」
オーナー「それはちょっと…」
たかし「日本語でもできないんで!」
…がんばれ、オーナー!!

それでは次回もお楽しみに!

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