NHK高校講座

コミュニケーション英語T

Eテレ 毎週 月曜日 午後2:40〜3:00
※この番組は、前年度の再放送です。

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今回の学習

第3回 Pre-Lesson 2

好きなことを伝えてみよう

  • 英語監修:文教大学教授 阿野 幸一
学習ポイント学習ポイント

好きなことを伝えてみよう

未来のホテル!HOTEL TRENDY
  • トレンディエンジェル
  • たかし、過去へ!

未来のある日。忙しくなってきたHOTEL TRENDY。
執事のたかしさん(トレンディエンジェル)は掃除に余念がありません。
そこにやってきたのは、「好きなことをやって生きていけるなんて、オレの人生サイコーーー!!」と、上機嫌のオーナー(トレンディエンジェル・斎藤司)。

たかし「ところで、オーナーの好きなことって何ですか?」
オーナー「そりゃあもちろん、このホテルの経営に決まっているじゃないか。たかし、お前の好きなことはなんだ?」
たかし「ぼくはですね…(オーナーに耳打ち)」
オーナー「ちょっとちょっと!それ以上はダメだよ、お前!」
たかし「えぇっ!そんなにびっくりするようなこと言いました?」
オーナー「これは教育番組なんだぞ!」
たかし「あっ…!」
オーナー「そんなやつはこうしてやる〜!!」
オーナーは頭をこすり合わせて、執事のたかしさんを過去へと送り込みました。

ご先祖様の宿「鳥縁屋」
  • Brownさんのお見送りをしている支配人の山下健くん
  • 結衣ちゃんはかわいいかんざしを付けている

宿泊客のBrownさんのお見送りをしている支配人の山下健くん(狩野見恭兵)。
Brown「I’ll be back before dinner.
健「OK. Have a good time.

宿の中に戻ってきた健くん、廊下で幼なじみの木村結衣ちゃん(犬塚しおり)と鉢合わせしました。
結衣ちゃんはかわいいかんざしを付けているのですが…
結衣「Ken, look!
健「…?」
結衣「Look.
健「I am looking.
結衣「(かんざしを指さして)This.
健「あぁ!It’s a... kanzashi.
結衣「Yes!
…しかし、それ以上は何も言わない健。
結衣「…健は、こういうところがダメだね。」
健「え?何??」

  • 結衣ちゃん
  • サキさん

そこに現れたのは、健の祖母・山下サキさん(服部妙子)。
結衣「サキさん、おはようございます!」
サキ「おはよう。あら!結衣ちゃん、そのかんざし、かわいい!」
結衣「でしょ!きのう、買い物に行ったときに見つけたんです。ちょっと高かったから迷ったんですけど、すごくかわいかったので買っちゃいました!」
サキ「そうなの〜よく似合っているわよ!」
結衣「ありがとうございます!」
健「で、それいくらしたの?」
結衣とサキから冷たい視線をあびる健…。

  • 鳥縁屋の板前・清治
  • 健坊が悪い!

健にはその冷たい視線の理由がわからず、鳥縁屋の板前・清治さん(小倉功)に相談に行きました。
清治「それは健坊が悪いな!」
健「えっ?なんで?」
清治「女心ってもんがわかってない。女の子はいつでもほめてもらいたいんだ。」
健「ほめる…。」
清治「健坊だって、ほめられたらうれしいだろ?」
健「うん。」
清治「まあ、ひとつの“おもてなし”だな。」
健「んー…(ちょっとわかった様子!)」
清治「(まな板にのっているオコゼをしみじみ見つめて)オレも女房のこと、ずいぶんほめたなぁ…」
…なぜオコゼ。。。

  • お土産を玄関に並べ始めたBrown
  • I like Kabuki.

Brownさんが帰ってきました。
Brown「Hey, Ken. I’m back.
健「Hi, Mr. Brown. Enjoy sightseeing?
Brown「Yes! I bought a lot of souvenirs.
買ってきたお土産を玄関に並べ始めたBrownさん。
その中身は、おもちゃの日本刀、手裏剣、歌舞伎のお面、こけし、万華鏡など。。。
健「(作り笑顔で)They are very nice.
Brown「Yeah? I like Japanese culture a lot.(おもちゃの日本刀を振り回して)I like samurai.(歌舞伎のお面をかぶって)I like Kabuki.
その盛り上がりに付いていけずに苦笑いの健。

  • 健
  • Brown

Brown「And I like kanji!
Brownさんは着ているパーカーの前を開けて、漢字で「無駄遣い」と書いてあるTシャツを見せました。
Brown「(Tシャツの漢字を指差して)What does this mean?
健「(本当の意味は言いづらいので…)I don’t know.
Brown「OK. Oh, I had sushi for lunch.
健「Sushi?
Brown「Yes! It was so good! ... Do you like sushi?
健「Yes.
Brown「What kind of sushi do you like?
健「あっ、種類…I am like octopus.
Brown「(ちょっと戸惑いつつ)OK...
健「Are you like octopus?
Brown「(さらに戸惑いつつ)I don’t think so.

  • 結衣
  • “トレンディー”でない英語力と状況にショックを受ける

そこに結衣が現れました。
結衣「How are you, Mr. Brown?
Brown「Good!
結衣のかんざしに気づいたBrownさん。
Brown「Kanzashi?
結衣「Do you know kanzashi?
Brown「Yes!(結衣に近づいて)Oh, it’s beautiful. I love it.
結衣「Love...
はずかしそうな結衣と、それをおもしろくない様子で見ている健。
この“トレンディー”でない英語力と状況にショックを受けつつ、たかしさんは未来へと戻っていきました。
自分の手で頭をこすって。。。

「好き」を表現するには? (未来のホテル!HOTEL TRENDY)
  • コンシェルジュのJoann
  • 「好き」を表現するには?

たかしさんは未来へ戻るときに、またまた健と結衣も連れてきてしまいました。

健「今回の英語は完璧だと思ったんだけどな…」
オーナー「やぁ、ご先祖様!きょうもキッチリ間違えていましたよ〜。」
健「マジっすか…」
たかし「残念ながら、マジっす。」
結衣「ねぇ、ジョアンさん!どこが悪かったのか教えてください!」
Joann「オッケー!コンシェルジュのJoannに任せてね☆」

  • 結衣
  • 1つの文に動詞は1つが原則

さて、先ほどの鳥縁屋での会話を思い出してみましょう。
Brownさんに「What kind of sushi do you like?」と聞かれた健は、「I am like octopus.」と答えました。
これは“トレンディー”な英語ではありません。。。

質問の内容は「どんな種類のすしが好きですか?」です。
「私はタコが好き」と答えるのなら、
I like octopus.
が正解です☆

be動詞以外の動詞を一般動詞といい、1つの文に動詞は1つが原則です。
この場合、likeという一般動詞があるので、amというbe動詞は必要ありません。

  • 健と結衣
  • たかしとjoann

さらに、健はBrownさんに「Are you like octopus?」と質問していました。
これも“トレンディー”な英語ではありません。。。
先ほどと同じで、1つの文に動詞が2つ入ってしまっていますね。
この場合には
Do you like octopus?
と聞きましょう☆

そしてBrownさんが言った「I love it.」ですが、どんな意味だかわかりますか?
結衣ちゃんは「いきなり“love”って言われて恥ずかしかった」と言いますが、“love”は人だけでなく物に対しても“とっても大好き!”といったニュアンスで使います。
つまり、Brownさんは「結衣ちゃん愛してる!」と言ったのではなく、「かんざしがとても大好き!」と言ったのです。

  • オーナー
  • I love your ... everything!

“love”の使い方を覚えたオーナー、さっそく実践☆
オーナー「I love your... everything!
Joann「きゃーーーーーっ☆」

What do you like about Japan? (日本のどんなところが好き?)
  • スロベニアの女性
  • フランスの男性

地域のお祭りに参加していた広島大学の留学生のみなさんに聞きました☆

【スロベニアの女性】
「食べもの、特に麺類が好き。毎日食べられるくらい。そば、ラーメン、うどん、なんでも好き!」

【フランスの男性】
「日本の文化が好き。特に茶道。とても穏やかな雰囲気が好き。」

【コロンビアの男性】
「日本の景色が好き。海や山があって。」

【中国の男性】
「とても清潔なところが好き。バスや電車が時間に正確。他の国ではありえないから。」

【イタリアの女性】
「日本の田舎が好き。そこに住む人たちも。おじいさんやおばあさんたちの人柄や勤勉さがすばらしい。」

Today’s Mission!「自分の好きなことを伝えよう」
  • 好きなものの絵を描いてもらいました
  • 健の好きなもの

オーナーと健くん、結衣ちゃんに好きなものの絵を描いてもらいました。

Joann「それじゃあ、健!Please show your picture☆
健「ぼくは、これ!」
Joann「おぉ!じゃあ、結衣、健が何を描いたのか英語で質問してみようか!」
結衣「Do you like kendo?
健「Yes.
Joann「Very good! “Yes.”と答えてもいいですが、“Yes, I do.”と答えると、より丁寧でいいね!」
たかし「次は、健の絵についてみんなでいろいろ質問してみよう!」
オーナー「健!なんでそんなものが好きなんだ?」
たかし「いやいや!英語で質問してくださいよ!」
オーナー「Are they expensive?
健「A little expensive.
一同「おぉ〜。」
Joann「I’m sure it’s expensive.(高価にちがいないわ。)」

  • 結衣ちゃんの好きなもの
  • How many clothes do you have?

たかし「次は結衣ちゃん!絵を見せて!」
結衣「(絵を見せて)じゃん!」
一同「あぁ〜!かわいいね!」
たかし「それじゃあ、健!質問してみてよ。」
健「Do you like clothes?
結衣「Yes, I do.
Joann「OK. まず健、洋服は“クローゼズ”ではなく“クローズ”(と言うのが正解!)」

オーナー「How many clothes do you have?
結衣「I have forty.
Joann「So many!
オーナー「I have two only.
Joann「Really?!
オーナー「Please give me!

  • 動詞の最後に“(e)s”を付ける
  • 斎藤さん

さて、
I like clothes.
の“I”を“she”に変えて言うと
She likes clothes.
となります。
主語が“I”と“you”以外の単数の場合、動詞の最後に“(e)s”を付けるのを忘れないようにしましょ☆

She likes it.
を疑問文にすると
Does she like it?
となり、否定文は
She doesn’t like it.
となります。
つまり、疑問文や否定文では“(e)s”はdoのほうに付いて、動詞のlikeのほうには付きません

  • This is what I love!
  • Joann

Joann「じゃあ最後!Mr. Saito! Show us your picture!
オーナー「This is what I love!
たかし「なになに〜?」
Joann「Is it me?
たかし「Joannだ!Joann!!」
オーナー「Yes, but I only love Joann’s hair!
Joann「My hair?!
オーナー「I want your hair!
Joann「Oh, no〜!

Small Talk with Big Names
  • Joann
  • 渡辺直美さん

今回のゲストは前回に引き続き、お笑い芸人の渡辺直美さん。
2016年にはワールドツアーを開催し、世界の観客を魅了しました。
ニューヨークへ短期留学した直美さんは、その間に英語を積極的に話すようになったといいます。

Joann「好きな英語のフレーズとか、よく使ったフレーズとか、ありますか?」
直美「これ、口ぐせというか、よく使うんですけど“Really?”…これが本当に使える!」
Joann「わかります!」
直美「例えば、“ラブラブだった彼氏にきのうフラれたんだけど〜”と友だちに言われたら、“Really?”を“ありえない!何それ!”って感じで使えるし、“You’re so cute.”などとほめられてうれしいときにも“Really?”を“ほんと〜♪”のような感じで使えて、いろいろな意味で使えるから。」
Joann「確かに、イントネーションで意味が変わってきますもんね!」
直美「変わる〜!」
Joann「直美さんが思う英語の魅力ってなんだと思いますか?」
直美「そんなペラペラ(しゃべれるわけ)ではないけど、自分の思いを日本語でしゃべって、それを通訳さんが英語でしゃべったときに、ちょっとニュアンスが伝わらなかったりすると悔しいと思うし。これは絶対にウケるぞ!と思うことを日本語で言って日本人は笑っているけれど、通訳さんに通訳されるとウケないってなると…やっぱり通訳の人を恨んでしまう(?)っていうのは、よくないことで(笑)」
Joann「通訳さんのせいじゃないです(笑)」
直美「そうなの!だけど、“あれ?今のなんか違うんじゃないかな?”って思っちゃう自分が嫌で。だったら、自分で英語を勉強して自分の思いを(自分の)口で伝えたほうがダイレクトに人に伝わるし。それに、英語を学ぶと(英語の意味としての)日本語も学べるじゃないですか。」
Joann「うん。」
直美「英語だと簡単だけど、それを訳すと普段使わないような難しい日本語(ということがあり、その日本語)も覚えられるから、日本語もどんどんきれいになってくるんですよ。」
Joann「一石二鳥ですね!」
直美「そうそう!」

最後に、番組をご覧のみなさんへ、直美さんからメッセージです☆
Learning English is challenging. (英語の勉強は大変かもしれないけど)
But if you do, your world will change. (やれば、世界が変わるよ)
Let’s do it together! (一緒にがんばろうね!)

阿野先生のワンポイントLesson☆
  • Do you have a pen?
  • 阿野先生

夜も更けたHOTEL TRENDYでは大人の時間が流れています。
オーナー「いやぁ、いろいろ勉強になりましたね!」
阿野先生「それはよかったですね〜。...Excuse me, Mr. Saito. Do you have a pen?
オーナー「Yes, I do.
阿野先生「…(手を出して困惑している様子)」
オーナー「先生、何か?」
阿野先生「はい…ちょっと日本語でやってみましょうか。」
オーナー「はい…」
阿野先生「すみません、斎藤さん、ペン持ってますか?」
オーナー「持ってますよ、どうぞ。」

日本語で同じ質問をされたオーナーは阿野先生にペンを差し出しました。
もうお気づきですね?
Do you have a pen?」という質問は、持っているかどうかを聞いたのではなく、“ペンを持っていたら貸してください”という意味だったのです。
返事は「Here you are.(はい、どうぞ)」などと言うといいですね!
このように“言葉に含まれた意味”を理解することがコミュニケーションにおいては重要です☆

何かを企んでいるようすのオーナー。
オーナー「(たかしに向かって)Do you have some money?
たかし「Here you a...あぁぁ?いやいや!!」
オーナー「I know you have a lot of money!
たかし「いやいやちょっと!(阿野先生に向かって)Help me!
阿野先生「あ、そうだ。きょう約束があった!ごめん!!じゃあ、また!See you!

それでは次回もお楽しみに!

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