2022年10月05日 (水)
早川の秋の味覚と伝統を受け継ぐ人たち【宿輪 ゆき】
こんにちは!
キャスターの宿輪です。
Newsかいドキ「いいじゃん!あなたの町」で、早川町を旅してきました!
地元で採れた新鮮な野菜などが並ぶ直売所 おばあちゃんたちの店。
おばあちゃんがいると思いきや、、、
去年南部町から移住した地域おこし協力隊の方が店番をしていました。
以前、店にいたおばあちゃんたちの高齢化のためです。
釣りが趣味の若林さんは、早川町に珍しい川魚がいると知り、移住を決めたんだそう。
約20年前に地域のおばあちゃんたちが始めたこの直売所は、早川の旬の食材やスーパーなどにはないものが買えると、地域の方をはじめ観光で訪れた人たちにも人気の直売所でした。
今まさにきのこ狩りのシーズンということできのこをよく知る方に山に連れて行っていたただきました!
早川さんはシイタケ栽培を手がけ、秋は天然のきのこをとります。
険しい山道を黙々と登ること約40分、
ウラベニホテイシメジというきのこを見つけましたよ~!
自然豊かな早川町では、
10月中旬まで天然のきのこが採れ、おばあちゃんたちの店にも並ぶそうですよ~!
伝統工芸品の雨畑硯(すずり)を後世に伝えるために作られた施設ではすずり作りにチャレンジしました!
腕の力だけではなく、体全体を使って彫っていく、とっても力のいる作業でした・・・!
想像以上に石が硬く、ほとんど職人さんに作っていただきました!
明治時代には雨畑硯の職人が100人以上いたのが、
ここ15年ほど、町内の職人は望月定得さん一人なんだそうです。
この伝統を受け継ぎたいと、現在技術を学んでいるのは中川裕幾さん(下の写真奥)。
中川さんは「受け継がれてきた雨畑硯を僕の後の後世へ伝えていけたら」と話していました。
このすばらしい伝統を
ぜひ次の世代にも受け継いでいってほしいと感じました✨