山梨市立図書館の"ぬいぐるみお泊まり会【木下 愛季子】
キャスターの木下です。
今回のいいじゃん!あなたの町は「秋」をキーワードに3か所を訪ねました。
(1) 食欲の秋♪ “天空の”ぶどう狩り
とっても気さくな園主の三枝正さんにぶどう園を案内していただきました。
(ぶどう狩りよりも正さんとのおしゃべりを目当てに遠方からくる方もいるとか!)
ここは標高830メートル!ぶどう園にしては高~いところにあるんです。
リピーターのお客さんに“天空のぶどう園”と呼ばれ、
運がいいと富士山を眺めながらぶどう狩りができるんです。
ぶどうは糖度24度!甘くておいしい巨峰をいただきました。
この日はあいにくのくもり空。奥の富士山はうっすらしか見えませんでした。
しかし、こんな風に富士山とぶどうのコラボレーションが楽しめます。
(ダイヤモンド富士のように富士山山頂にぶどうを重ねたかったのですが失敗です。笑)
(2) 芸術の秋♪ ぶどうの灰を生かした陶器
続いて、ぶどうの灰をお皿のうわぐすりに生かしている山梨市らしい工房にお邪魔しました。
陶芸家の松尾健さんです。
その作品がこちら。
お皿の上のほう、ぶどうの紫色が出ているのが分かりますか?
全体を覆う水色もぶどうの“本来の色”なんですって。
私も器作りをさせていただき、いい思い出になりました。
工房では随時、体験を受け付けています。
焼き上がりまでにかかる期間は、1か月半~最長で4か月半ということでした。
完成が楽しみです。
(3)読書の秋♪ “ぬいぐるみのお泊まり会”
最後に、山梨市立図書館のぬいぐるみのお泊まり会の様子をお伝えしました。
みなさんの心の声「え?ぬいぐるみがお泊まり?」
はい、するんです。しかも、司書のお仕事をします。
子どもたちに本や図書館を身近に感じてもらおうという催しなんです。
お泊まり期間は1週間。
司書がぬいぐるみを預かり、「図書館でぬいぐるみが遊んだり、司書の仕事をしている」というストーリーを写真で演出し、アルバムにして参加者にプレゼントします。
ただいま、絵本の読み聞かせ中・・・
さらに、この写真は図書館のSNSにアップし活動を報告!
子どもたちにとっては、お気に入りのぬいぐるみが
自分の知らないところで自ら動いているんです。
なんだか、メルヘンですよね。
最終日にアルバムを受け取った子どもたちの反応はいかに!