南アルプス市地元愛の花が咲く"おうち花火"【木下 愛季子 】
こんにちは!
キャスターの木下です。
いいじゃん!あなたの町で、
南アルプス市へ行ってきました。
すももやぶどうの生産で知られる南アルプス市ですが、
南国のフルーツ・マンゴーを新たな特産にしようと頑張っている方が
いらっしゃるのをご存じですか?
南アルプス市のマンゴー農家、市川一馬(いちかわかずま)さん。
1人で200鉢を栽培しています。
実家はすもも農家ですが、温暖化が進む中で
新しい果物に挑戦しようと考えた時、マンゴーを選んだそうです。
栽培は独学。ことしで2回目の収穫を迎えました。
甘いもので糖度は圧巻の19度!
1シーズンで1200個ほど収穫できるようになりました。
芸術的なダイヤモンドカット!
とっても甘くて、メロンに近いフルーティーな香り。
さっぱりといただける味でした。
市川一馬さんのマンゴーは、例年7月上旬から
「道の駅しらね」や、富士河口湖町にある「旅の駅」などで販売しています。
市川さん、来シーズンもおいしいマンゴーを期待しています~!
お盆真っ盛り。平岡地区の農道に大きなトラックがやってきました。
運ばれてきたのは・・ええっ!花火の火薬?
この日は、ここから花火を打ち上げて
地元の人に家から見てもらう「おうち花火」の日だったのです。
花火大会を主催したのは、平岡地区の「平岡夢の会」
会長の川崎将人(かわさきまさと)さんです。
毎年、地区の住民が楽しみにしていた夏祭りが中止になる中、
形を変えて、みんなが笑顔になるようなイベントをしようと3年前から始まりました。
ことしは、地元の居酒屋や食堂と協力して宅配サービスも開始。
地元愛にあふれていますね~。
(どれもとてもおいしそう!屋台気分を味わえますね♪)
さていよいよ花火大会当日。地区の様子を木下が町中まわって撮影してきましたよ。
お宅の庭から。
いすを並べて鑑賞する子どもたち。夏のいい思い出になるだろうなぁ。
駐車場にもたくさんの人が集まってきました。
同じ空をみんなで見上げます。「すごーい!」「きれいだね」声が響きます。
打ち上げ中の30分間、地区のみんなの心がひとつになったようでした。
地域の中だからこそできる、特別な花火大会でした。
この美しい花火、画像ではなくこちらから「動画」でご覧ください!