「やまなし旬感ウォッチ」始まりました!【堀井 優太】
4月から「Newsかいどき」で新しいコーナーが始まりました。
その名も「やまなし旬感ウォッチ」!!
山梨の旬の話題・気になるできごと・魅力的な人をリポーターが訪ねて紹介するコーナーです。
その初回と2回目を私が担当しました。どちらも、入局前から取材したいと思っていたテーマです。
4月1日(木)に放送したのは、「ブレイキン」というダンス。
アクロバティックな動きが特徴で、「ブレイクダンス」と言われるとピンとくる人もいらっしゃるかもしれません。
2024年パリオリンピックの正式種目に去年12月正式決定したばかり、今話題のダンスです。
大学時代ダンスサークルに所属していた私。
大変僭越ながら…コーナーの最初にダンスも披露させていただきました。
実は、この一瞬のために放送前日の深夜、スマートフォンで撮影をしながら、一人練習をしました(笑)。最近、仕事の忙しさを言い訳にあまり踊れていなかったのですが、最初は重かった身体も、踊っていく内に楽しくなり、これを機に「もっと踊ろうかな」という気持ちになりました!
今回、山梨県内にブレイキンを広めようと活動している遠藤雄介さん、そして遠藤さんの生徒である小中学生ダンサーの皆さんとブレイキンの魅力をお届けしました。
それにしても、中学一年生の健真くんと癒月くん、小学6年生の蔵真くん…
皆さん本当にフレッシュで、元気!くるくる回ったりするアクロバティックな動きはもちろん、リズムにのるダンスも本当に格好良いんですよ。
今後、更にパワフルなダンスが見られることに期待です!
そして
4月8日(木)に放送したのが、「18歳のチェロ奏者 挑戦の春」。
笛吹市出身のチェロ奏者 小野順平さんを紹介しました。
あのラフマニノフなど著名な音楽家を多く輩出してきた、ロシアのモスクワ音楽院の付属学校に留学。
世界的な音楽コンクールで上位入賞の経験も持つ、まさに山梨期待の星です。
留学先で、言語の壁に苦労しながらも卒業までの単位を前倒しで取得!努力を重ねていましたが…去年1月、日本へ一時帰国中に新型コロナが感染拡大し、ロシアに戻れないまま、想定外の山梨長期滞在が続いています。
そんな中でも前に踏み出そうと企画したのが、同世代の仲間との演奏会でした。
ロシアで中学高校時代を過ごした順平さんにとって、日本の同世代の仲間は貴重。「日本に長くいる今だからこそ、ロシアではできないことをしたい」「日本での音楽仲間を増やしたい」そんな思いがあったそうです。
新型コロナの先行きが見通せずどうしても不安な気持ちになってしまう今の世の中ですが、順平さんは本当に前向きで、ご家族も明るく、とても楽しい取材になりました。
そして、今回の取材を通して印象的だった出会いが、順平さんとともに演奏会を行ったヴァイオリン奏者の荒井ひかるさんとピアニスト吉見友貴さんのお二人。
荒井さんは普段は素直で明るい人柄、ヴァイオリンを手にするととにかくパワフル!
吉見さんはアンサンブルを仕切るお兄さん的存在で、弾く姿も格好良い!
練習では、白熱の議論が繰り広げられていました。もっと静かな練習を想像していたのですが…皆さん、「ここが合ってない感じ、もっと違うように弾いて!」など、演奏に対して感じたことを臆せずガンガン口にするんです。エネルギーにあふれた練習風景に、私もひきこまれました。
小学生の頃からクラシック音楽が好きな私にとって、(“カンタービレ”とタイトルにつく漫画の影響です…笑)
音楽家の熱意に触れられる幸せな時間でした。
順平さんが実感をもってインタビューでも話してくれていましたが、やはり音楽は素晴らしいです…!
素敵な音楽、そしてエンターテイメントは人を元気にしてくれるパワーがあると、取材を通して改めて実感することが出来ました。
今後は、私以外のリポーターも担当していきます。
色とりどりバラエティ豊かなテーマが放送されると思いますので、「やまなし旬感ウォッチ」皆様どうぞお楽しみに。
私も、様々な話題をどんどんウォッチしていきます!