甲府局アナウンサー日記

2020年08月14日 (金)

人生初リポート【堀井優太】

皆さんこんにちは!
新人の堀井優太です。初めてのアナウンサー日記です。
甲府に着任してはや2か月。ラジオ・テレビニュースともに緊張しながらも担当できるようになりました。
そして、先月31日には「Newsかいドキ」の中で初めてのリポートに挑戦しました。
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取材したのは、山中湖文学の森・徳富蘇峰館で行われている企画展「山中湖と三浦環 やまなかこを愛したプリマドンナ」(企画展は9月30日まで 月・火休館)。
オペラ「蝶々夫人」で知られる日本初の国際的オペラ歌手・三浦環ですが、太平洋戦争がきっかけで晩年は山中湖に疎開し、亡くなる直前まで過ごしました。
今放送中の連続テレビ小説「エール」に登場する双浦環(柴咲コウさんが演じています)のモデルにもなっています。

企画展には、三浦環の人生を伝えるパネルはもちろん、そもそも「オペラとミュージカルの違いとは」といった基本的な解説まであり、予備知識があまり無くても楽しめるようになっていました。

展示の中でも印象的なのが、環が愛用していた品々のコーナー。
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よく見てみると、テーブルにコップの跡がついていたり
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ピアノに指の跡のようなものがついていたり...
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環の息吹が感じられます。

また、写真も多く展示されています。中でも貴重なのがこのお写真。
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山中湖と一緒に写っている写真は今のところこの一枚しか見つかっていないそうです。
何をしている写真かははっきり分かっていないそうですが、右側にいる環が指揮をして、左の2人が歌っているようにも見えますね。

この他、世界の歌姫の人柄が伝わってくるような写真が多く展示されていました。
学芸員の野村晋作さんいわく、広いスペースではないけれども皆さんじっくり鑑賞し、中には一時間ほど滞在される方もいらっしゃるそうです。

また、生前の三浦環と直接会ったことがあり、山中湖村にあるお墓へお参りを続けている後藤浩子さん(取材当時98歳)へのインタビューもさせていただきました。
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当時は女性が大きな声で歌うことさえはばかられる雰囲気があったそうで、とても先進的な女性だと感じたというお話も。
いきいきと環について語る後藤さんの姿が印象的でした。

今回のリポートを通して、自分のした取材が形になっていくことを初めて経験しました。
何度も何度も内容を練り直し、コメントを書き直しました。出てくる字幕なども今回は自分で考えたのですが、それも含めて、出来上がったVTRを見たとき「あぁ、本当に放送されるんだ...」としみじみやりがいを実感...!あの瞬間は忘れられません。

この放送が私にとって、また新しい一つの原点になりました。
今回の経験を礎に、皆様の役に立つ情報が届けられるようこれからも精進してまいります。

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