ページの本文へ

こうちWEB特集

  1. NHK高知
  2. こうちWEB特集
  3. 【よさこい祭り】4年ぶりに通常開催!活気づく鳴子工房を取材

【よさこい祭り】4年ぶりに通常開催!活気づく鳴子工房を取材

  • 2023年06月26日

新型コロナウイルスの感染拡大で中止や縮小を余儀なくされた高知の夏の風物詩「よさこい祭り」。4年ぶりの通常開催で活気づいてきた高知市の鳴子工房を取材しました。                      (高知放送局 キャスター 城 あすか) 

よさこい祭りの「鳴子」とは?

様々な種類の鳴子

よさこい祭りに使われる鳴子はダルマの形をしたものやチームの衣装に合わせたものなど千差万別。鳴子の鳴らし方も大賞などの審査の基準のひとつとなっています。

鳴子の音は「バチ」にあり

社会福祉法人小高坂更生センター 友村 正子さん

高知市の鳴子工房を訪ね、鳴子の販売や管理をしている友村正子さんに工房を案内してもらいました。

社会福祉法人が運営するこの工房は障害者の就労支援の一環で、鳴子を制作しています。およそ20以上の工程の中で特に重要なのが「バチ」と呼ばれる部品の調整です。きれいな音を出すために特にこだわっているといいます。

3本のバチを並行にそろえる作業
友村さん

「3本のバチが同じ角度にそろうように1本ずつ確認して組み立てています。バチが3本そろっているといっぺんにあたって、いい音が出るんです」

この工房はコロナ禍の前には、よさこい祭りに出場するおよそ200チームのうち半数近くの鳴子を制作していました。

コロナ禍でも積極的に活動

しかしコロナ禍で状況は一変。祭りは、中止や縮小を余儀なくされ、売り上げも50%ほどに減少しました。

従来と違う色や形の鳴子

苦境に立たされても鳴子の音で少しでも笑顔になってもらおうと、高齢者施設や保育園など100以上の施設に鳴子を寄付する活動や、従来と違う色や形をした鳴子を売り出すなど積極的に活動を続けてきました。

友村さん

「福祉施設ですので作業を忘れないためにも作っていました。作った鳴子で踊るのを見ることができず、モチベーションを保つのが大変でした」

通常開催で活気づく鳴子工房

今年のよさこい祭りは4年ぶりの通常開催。県内30チームからすでに注文が入っています。

鳴子工房に寄せられたメッセージ
友村さん

「みなさん『お久しぶりです』とか、『ご無沙汰しています』から始まるんですけど、出来た鳴子を受け取っていただくと、すごく出来をほめていただいたり、今年の夏は頑張りたいというお声をいただいたりしています」

70年目のよさこい祭りに期待!

社会福祉法人小高坂更生センター 友村 正子さん

70年目の節目を迎えるよさこい祭り。会場に鳴り響く鳴子の音を心待ちにしています。

社会福祉法人 小高坂更生センター 友村 正子さん

「だんだんご注文に合わせて作業量も増えてきました。作業される方たちの気持ちもよさこいの方に向いてきていますので、本当に楽しみにしています。よさこい祭りに欠かせない鳴子を作っていることを誇りに思っていますので、これからもその誇りを大切にしながら鳴子を作り続けたいと思っています」

  • 城あすか

    キャスター

    城あすか

    高知県高知市出身
    よさこいが大好き。自分で作った鳴子で踊ったことがあります。

ページトップに戻る