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いっぺん来てみーや 仁淀川の魅力 

高知の清流を撮影したカメラマンが「仁淀ブルー」について語ります
  • 2023年02月20日

高知県を代表する清流・仁淀川。その神秘的な色を表す「仁淀ブルー」という言葉はすっかり定着し、“映える”スポットとして全国的に有名になりつつあります。長年にわたって現地の撮影を続けてきたカメラマンが魅力を紹介します。

 

その水は「仁淀ブルー」と呼ばれている

「仁淀ブルー」はNHK高知のプロジェクトから生まれた

今から11年前の2012年、NHK高知は開局80周年を迎えました。

それに先だって、随一の水質と魅力にあふれた流域の姿を県内外に発信しようと「仁淀川プロジェクト」を結成。イベントの開催とあわせて番組を制作しました。

制作にあたって、私たちスタッフは「仁淀川の魅力を最も端的に言い表した言葉はなんだろう」と相談を重ねました。

その中で出てきたアイディアが「青」でした。

「青はすがすがしさの象徴だし、自然界でもなかなか見られない貴重な色。青をテーマに仁淀川を取材しよう」となりました。

これがいつしか「仁淀ブルー」という言葉になったのです。

この言葉、今では流域の看板やパンフレットにあふれ、仁淀川の名前とその美しさを広く知ってもらうことに一役買っています。

関わった1人としてうれしく思っています。

2011年の番組「新日本風土記」の内容はこちらで紹介しています。今でも再放送される人気番組になりました。

新日本風土記「仁淀川」

その翌年の2012年。「NHKスペシャル」でも放送しました。

NHKスペシャル「仁淀川~青の神秘~」

 

四季の彩

10年経っても輝きを失わない仁淀川流域の魅力

その後、仁淀川には個人的に通ってはいたものの、撮影はしばらく間が空きました。

再び本格的に撮影を始めたのは2022年。NHK高知の開局90年のタイミングです。

10年前のアーカイブ映像を活かしながら、仁淀川の「いま」を見つめることにしました。

まずは、前回取材した人や場所を中心に撮影することから始めました。

しかし、まだまだ出てくる、流域の魅力。

10年前に我々が知らなかったこと、10年で変わったこと、新たに伝えたいことが次々と出てきました。

スタッフ一同思いました。「これらを盛り込まなければもったいない!」と。

コロナ禍でちょっと気分が沈みがちな高知の人たちに、地域の美しい姿を可能な限りたくさん見てもらいたいという気持ちもありました。

 

「4Koku巡り旅」で仁淀川を紹介

この結果、私たちの撮影は通常の番組を大きく上回るボリュームになりました。

去年以降、15分番組や25分番組、さらに「こうちいちばん」の企画として、何度も放送されました。

中には全国向けに放送され、多くの方々に見ていただいた番組もあります。

ことし2月19日には「4Koku巡り旅」で四国4県向けに放送。

これまで番組で放送した内容に新たな素材を加えたもので、カメラマンである私が特に美しい映像を選び抜いて制作しました。

「4Koku巡り旅」のホームページもあわせてご覧ください。オリジナル動画も掲載中です! 

4Koku巡り旅「仁淀ブルーとともに ~高知 仁淀川~」

 

仁淀川流域の星空

 

継続は力なり

NHKには長年にわたって撮り貯めてきたアーカイブス映像があり、その重要さが注目されています。

90年の歴史があるNHK高知にも膨大な数の貴重な映像が残されています。

NHK高知の次の節目は2032年の開局100年。

私もその時を目指して、これからも仁淀川を撮って撮って撮り尽くしていきたいと思います!(でも、次々と湧く魅力を撮り尽くせることはないでしょう)

取材の様子
  • 世宮大輔

    高知放送局・チーフカメラマン

    世宮大輔

    高い撮影技能が評価され、国内外での受賞多数。
    趣味は国鉄と土佐錦魚の繁殖(初心者)。

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