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「匠」
Takumi

第11回 書道家

今回の「匠」は書道家、華汀(かてい)さんをご紹介します。

華汀さんは兵庫県北部、養父市(やぶし)の書道家です。

その独創性あふれる作品や大筆を使ったパフォーマンスは人気で、今や全国で引っ張りだこの方ですが、生まれ育った養父市を離れず、個展や書道教室などの活動を続けています。

自分を育ててくれた故郷に恩返しがしたいという強い思いからです。

山あいの小さな書道教室から巣立っていく子どもたちに、いつでも故郷の暖かさを思い出してほしい。そんな華汀さんの“心”を伝えたいと制作しました。

咲きほこるしだれ桜の下でのスーパーハイビジョンのロケは、準備も撮影も想像以上に大変でしたが、地元の方が何人も協力してくださって、何とか成功させることができました。

町の人々のやさしさを、私たちも肌で感じることができました。

映像をご覧いただき、華汀さんの書の魅力と、メッセージに込められた思いを感じ取っていただければ幸いです。