寒さと少雨続く
気象予報士の森本まりあです。
寒の内らしい厳しい寒さが続いていますね。
今朝は特に冷え込みが強まり、最低気温は飯塚-3.9度、行橋-3度、北九州-1.5度を観測しました。
あすには二十四節気の1つ「大寒」を迎え、1年で最も寒さが厳しいころとなります。
あすの最高気温は7度~8度の予想で、日ざしも少なく、暦通りの寒さとなるでしょう。
また、寒さとともに続いているのが少雨です。
きのうまでの30日間の降水量の合計を見ると、
八幡や行橋で11ミリ、飯塚で13.5ミリ、添田町でも20ミリに留まっていて、
平年比は15%~30%未満とかなり少なくなっています。
まとまった雨が降らず、空気の乾燥した状態が続いています。
ただ、週末以降は、この状況が少し変わってきそうです。
23日(日)~24日(月)は、九州の付近を低気圧や前線が通過する見込みで、
広い範囲で降水が予想されています。
いわゆる南岸低気圧によるもので、気温が比較的高いため、
今回は山沿いを含めて、雪ではなく雨で降るところが多くなりそうです。
23日(日)以降は、久しぶりのまとまった雨となり、寒さも少し緩んでくるでしょう。
今週と比べると、天気・気温の傾向ががらりと変わる見通しです。
雨の降り方など、今後の予報にご注意ください。