
気象予報士の森本まりあです。
各地で桜が見ごろを迎えていますね。
私もスタジオを飛び出して、春を満喫してきました!

足を運んだのは、小倉北区の足立公園です。
足立公園は桜の名所で、この時期は約2400本の桜が咲き誇ります。
公園内は桜色に染まり、まさに春らんまんでした。

先週末の雨や暖かさで開花が一気に進み、ほぼ満開です。
足立公園では、今週が見ごろのピークとなりそうです。

また、足立山を登った先には、もう1つ桜の名所があります。
「足立の妙見さん」として親しまれる足立山妙見宮です。

境内には7種類の桜が植えられ、季節が進むと順々に開花していきます。
3月末はソメイヨシノや山桜が咲き、しだれ桜も咲き始めていました。
しだれ桜は九州随一とも言われ、4月中旬頃にかけて楽しむことができます。

また、妙見宮の御朱印帳は、しだれ桜が刺繍されていて、
今の時期は、桜が添えられた御朱印を拝受することができます。
御朱印の桜は、境内の開花状況に合わせて、
左から「咲き始め」「満開」「桜吹雪」へと変わっていきます。
3月いっぱいは、「咲き始め」の御朱印になるそうです。

足立山は、公園からハイキングコース、神社まで、山全体が春色に彩られていました。
各地で桜が見ごろとなっていますので、
みなさまも、ぜひお散歩がてら、お花見を楽しんでみてください。
さて、「教えて!まりあの暮らしと天気」のコーナーは今回で最後となります。
毎週水曜日、天気や季節の話題をたっぷり伝えられるこの時間が大好きでした!
こちらのブログまで足を運んでくださったみなさまも、本当にありがとうございます。
気象情報は、あす3月31日までの担当です。
午後6時50分過ぎに、みなさまにお会いできるのを楽しみにしています。
3年間、本当にありがとうございました!!

気象予報士の森本まりあです。
きのうは、北九州市で桜の開花発表がありました!

上の写真は、桜の開花発表の様子です。
市の職員さんが手作りの長――い棒を使って、開花した桜を教えてくれます。
ことしは記録的に早い開花となった去年と比べ、6日遅い開花発表となりました。

九州では桜の開花ラッシュとなっています。
先週~今週にかけて、ほとんどの地域で桜が開花していて、
お隣の下関も、あさってには開花の予想です。

きょうは空気が冷たく、花曇りとなりましたが、
あす・あさっては晴れ間が戻り、春の暖かさとなるでしょう。
気温が上がることで、開花した桜が一気に咲き進みそうです。

満開予想日は、福岡で今週土曜日の3月26日、
北九州では3月30日~4月1日ごろになるかと見ています。
満開の少し前から見ごろに入り、1週間~10日前後楽しむことができるでしょう。

福岡では、今週末~来週にかけてが桜の見ごろとなりそうです。
コロナ対策を万全にしたうえで、お散歩がてら桜を楽しみたいと思います。

気象予報士の森本まりあです。
この時期は、短い周期で天気が変わっていきます。

きょうは高気圧に覆われて晴れましたが、
あす(木)になると、西からは低気圧が進んでくる見込みです。
高気圧や低気圧が次々とやってくるのが春の特徴で、
「春に3日の晴れなし」ということわざがあるように、天気がコロコロ変わります。

週間予報を見ると、あす(木)は晴れ間が出ますが、18日(金)は広く雨が降るでしょう。
また、この雨の後は寒気が流れ込む見込みで、
週末以降は、冬のようなスッキリしない天気となりそうです。
また、18日(金)の雨を境に寒気が流れ込み、気温が下がる見通しです。
週末以降は、12~13度くらいと、季節が2~3か月戻ったような気温の変化となるでしょう。

気温が5度変わると、服装1枚分くらい体感が変わるとされています。
来週は寒の戻りがありそうですから、冬物の洋服が活躍する日もありそうです。
服装でうまく調整をして、体調を崩さないようお気をつけください。

そして、来週にかけては、続々と桜開花の便りが届く見込みです。
最新の予想では、福岡の開花が3月19日となっていて、
その後、来週にかけて、九州各地で続々と桜が開花する見通しです。
北九州でも、3月21日~22日頃に開花発表があるかも知れません。

また、開花から1週間前後で満開を迎える見込みで、
福岡では3月28日、下関では4月3日の予想となっています。
満開予想日の少し前から見ごろに入り、1週間程度楽しめる見込みです。
いよいよ桜の季節がやってきます。
春らしく、天気や気温の変化が大きくなりますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
みなさんこんにちは。
アナウンサーの鈴木聡彦です。
みなさんからいただいた投稿を、
「ニュースブリッジ北九州」などでご紹介している「発見!小さな幸せ」。
このほど、スペシャル番組として放送します!
ゲストは、小倉北区出身の、
ものまね芸人・原口あきまささんと、

北九州市在住で、
SNSや本で節約レシピを発信している
料理家で、インスタグラマーの
RINATYさんです!

みなさんからは、1年あまりで
2000を超える投稿をいただきました。
番組では、これまでに放送してきた
選りすぐりの投稿に、
まだご紹介していない秘蔵の作品も加え、
ゲストとともに、にぎやかにご紹介します!

放送は、3月25日(金)午後7:30からと、
再放送が、4月2日(土)午前10:55からです。
投稿された方も、そうでない方も、
ぜひ、さまざまな「小さな幸せ」を
発見してみてくださいね!!
動画や写真の投稿はこちらから
お待ちしています。
どしどしお寄せください!

気象予報士の森本まりあです。
3月に入り、一気に暖かくなってきましたね。
この暖かさとともに、スギ花粉がピークを迎えています。

向こう1週間の花粉予想を見ると、
福岡では「非常に多い」日が続く予想で、
来週にかけてスギ花粉の影響を大きく受ける見通しです。
また、3月中旬以降はヒノキ科の花粉も飛び始める見込みで、
4月にかけて花粉シーズンが続くでしょう。

天気によって、花粉が特に多く飛ぶ日もあります。
晴れて気温が高い日、雨上がりの晴れた日、乾燥して風が強い日は要注意です。
晴れた日は木が盛んに花粉を飛ばし、
雨上がりの日には、雨の日の分の花粉も飛ぶ傾向にあります。
また、乾燥して風が強い時ほど花粉は遠くまで飛び、
山の方から風が吹く日ほど、花粉の量は多くなってきます。

時間帯によっては、昼と夕方に多くなるので注意が必要です。
昼は朝に林や森で舞った花粉が都市部にやってくる時間帯で、
夕方には気温が下がることで、上空に舞っていた花粉が地上付近に落ちてきます。
こうした時間帯を避けて部屋の換気を行ったり、
換気の際は、カーテンをしたまま少しだけ窓を開けるようにするなど、
工夫をすると良さそうです。

外出時の花粉対策としては、マスクやメガネなどが有効です。
マスクをすると、吸い込む花粉の量を、
およそ3分の1から6分の1に減らすことができます。
また、メガネをかけると目に入る花粉量が、約40%減少します。
側面に防御カバーのついた花粉症用の眼鏡では、約60%の減少です。
服装に関しても、綿やポリエステルのものなどを選ぶと、花粉が付きにくくなります。
なるべく花粉の侵入を防ぐ工夫が大切です。
花粉シーズンは4月にかけて続きます。
花粉症のみなさま、一緒にがんばりましょう!

気象予報士の森本まりあです。
立春を過ぎましたが、きょうは凍えるような寒さですね。

福岡の上空1500m付近には、-12度以下の強い寒気が流れ込んでいます。
あす(木)にかけてが寒気のピークとなる見込みで、厳しい寒さが続くでしょう。

雪のピークも、今夜~あす朝にかけてとなりそうです。
山沿いを中心に大雪のおそれがあり、平地でも積もるところが出てくるかもしれません。
あす朝は広く氷点下の冷え込みとなりそうですから、路面の凍結などにご注意ください。

特に路面が凍結しやすいのは、風通しが良く気温が下がりやすい場所です。
歩道橋や橋の上などは凍結しやすくなっています。
歩く際や車で運転する際などは、路面の状況をよく確認し、
あすは時間に余裕を持ってお出かけください。

また、来週にかけても断続的に寒気が流れ込む見込みで、
気温は平年よりも低い状態が続くでしょう。
しばらくは冬のような寒さとなりそうです。
一方で、2月末になると、ようやく寒さが緩んできます。
再来週は15度前後まで上がり、過ごしやすい陽気となるでしょう。
温かくなる2月末には、スギ花粉がピークを迎える見通しです。
しばらくは厳しい寒さに、その後は花粉にお気をつけください。

気象予報士の森本まりあです。
寒さが続く中ですが、早咲きの桜が咲き始めました。

こちらは、門司区にある白野江植物公園にある「河津桜」です。
2月に入り数輪咲き始めたそうで、これから1か月かけて満開になっていきます。

民間気象会社からは、ソメイヨシノの開花予想も発表されています。
九州・山口の開花は平年並みかやや早い予想で、福岡市は3月21日となっています。
気象台の標本木がない北九州市の予想は出ていませんが、
例年ですと福岡市の開花から2~3日後に花が開きます。
北九州の開花は3月23日~24日ごろとなるかも知れません。

さて、桜の開花に重要なのは、冬の寒さと春の暖かさです。
桜は夏の気温が高い時期に、翌年に咲く花の芽、花芽(かが)を形成し、
気温が下がる秋になると休眠に入ります。
眠ってしまった桜を目覚めさせるのが冬の寒さです。
一定期間寒さにさらされて、休眠から目覚めることを「休眠打破」と言い、
桜は「休眠打破」をきっかけに活動を再開します。
その後、春を迎えて暖かくなるにつれて次第につぼみが成長し、開花に至るのです。

この冬は、12月前半の気温が高かったものの、その後断続的に寒気が流れ込み、
12月~1月の平均気温は平年並みとなりました。
2月前半も気温が低く、寒さによる休眠打破は順調に進んでいると考えられます。

また、桜の開花に重要な3月の気温もほぼ平年並みの予想です。
2月下旬以降は次第に暖かくなり、順調に季節が春へと進んでいくでしょう。
去年のような、2月~3月の高温も予想されていないため、
開花時期が極端に早まることはなく、ほぼ例年通りの開花となりそうです。

改めて、各地の開花予想日と満開の時期を見ていきましょう。
九州・山口の開花は3月20日~25日ごろです。
各地、開花してから9日前後で満開を迎えるでしょう。
その満開予想日は、3月29日~4月3日にかけて、福岡では29日に満開となる見通しです。
桜の見ごろは、五分咲きを超えたころからとされています。
各地満開予想日の少し前から見ごろに入り、見ごろの時期は1週間程度続く見通しです。
桜の季節が楽しみですね!

気象予報士の森本まりあです。
暦の上では、あすが冬の終わりとなります。
あすは季節を分ける節分、あさっては立春です。

節分は本来年に4日あるもので、立春・立夏・立秋・立冬の前日を指します。
その中で、春の節分が特別なのは、立春が春のはじまり、
かつては新しい年のはじまりとされていたからです。
昔は「立春正月」と言われ、節分はその前日の大事な日として、
さまざまな行事が行われていました。
その伝統行事がいまも残っています。

例えば豆まきは、春を迎えるための厄払い・魔よけの行事という説があります。
悪いことや冬の寒気などを鬼に見立てて家の外に追い出し、外から福や春を招き入れます。

恵方巻は、その年の恵方を向いて、一本丸ごと、無言で食べると縁起がいいとされています。
丸ごとなのは縁を切らないため、喋らないのは福を逃がさないためです。
今年の恵方は「北北西」です。
無病息災を願って召し上がってみるのも良いかも知れません。

また、節分を過ぎると立春を迎えます。
暦の上では春のはじまりで、日足が伸び、春の兆が見え始めるころです。
立春過ぎの寒さは「余寒(よかん)」や「春寒(しゅんかん)」と表現しますが、
この先は、そうした寒さが厳しくなりそうです。

来週にかけて、断続的に強い寒気が流れ込み、日中も一桁の寒さが続く見込みです。
5日(土)は雪の舞うところもあるかも知れません。
立春が過ぎてもしばらく寒さは続きます。体調管理には十分お気をつけください