ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

2021年04月21日 (水)

黄砂と星空情報

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気象予報士の森本まりあです。
きょうは薄い黄砂の影響で、少しかすんだ空となりました。

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今回は、この時期に多い黄砂についてと、
あすの夜が観測のチャンスとなる流星群についてお伝えします。

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まずは、黄砂についてです。
上の図は黄砂の平年の月別観測日数をグラフにしたものです。
黄砂の観測は3月から多くなり、4月にピークを迎えます。
春に集中的に発生する傾向があり、ことしも度々黄砂が飛来しています。

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福岡の黄砂の観測日数を見ると、
ことしは3月を中心に7回の黄砂が観測されています。

特に3月末は黄砂とともにPM2.5の濃度も高くなり、
各地で見通しは5キロ未満と、大きな影響が出ました。

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黄砂やPM2.5は、濃度が高くなると健康にも影響を及ぼす恐れがあります。
黄砂は、アレルギーや呼吸器系の疾患に影響があるとされ、
黄砂よりもさらにサイズが小さいPM2.5は、循環器系にも影響を及ぼす恐れがあります。
あすにかけてPM2.5が多くなると予想されていますので、念のためご注意ください。

さて、ここからはテーマを変えて、
あすに見られるかも知れない「4月こと座流星群」についてです。

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4月こと座流星群が見頃を迎えるのは、
あすの深夜~あさって23日の未明にかけてです。
1時間に5個程度の流れ星を見ることができます。

数としてはそれほど多くはありませんが、
明るい流星の割合が多く、見つけることができればラッキーです。

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流れ星は1点から全方向に放射状に飛び出すように見えますから、
空の暗いところで、空全体を見渡すようにしてみてください。
目が暗さに慣れるまで、長い時間見ることが必要です。

天気は今のところ晴れ間が出る予想ですが、遅い時間ほど雲が多くなりそうです。
観測を予定される方は、ぜひ最新の予報をご確認ください。