ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

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気象予報士の森本まりあです。
きのうは北九州市で桜の開花発表がありました。
去年よりも7日早い開花で、例年と比べても早い開花です。

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今回は見ごろの予想などを詳しくお伝えします。
まずは開花日について、改めて見ていきましょう。

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こちらは、北九州市が独自観測を始めた、2019年からの開花日をまとめたものです。
2019年は3月24日で、2020年は3月23日となっていますが、
ことしは、去年・おととしより約1週間早い3月16日となりました。

近くの下関でも同じく3月16日の開花で、平年より11日も早い開花です。

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さらに、1953年から観測が続いている
福岡管区気象台の桜も、記録的に早い開花となっています。

これまで最も早い開花は2009年と2013年の3月13日でしたが、
今年は先週3月12日に開花し、観測史上最も早い開花となりました。

各地でこれだけ開花が早まったのは、冬から春の気温が大きく関係しています。

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桜の開花には、冬の寒さと春の暖かさが重要になりますが、
この冬は強い寒波が何度か襲来したことで、
桜が目覚めて活動を始める「休眠打破」がしっかりと行われ、
2月以降の記録的な高温が桜の成長を後押ししました。

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こちらは2月~3月半ばの最高気温のグラフになりますが、
点線で表している平年よりも高い日が多くなっていて、
2月の北九州の平均気温は、観測史上最も高くなりました。

こうした暖かさで桜のつぼみがほころび、記録的な早咲きとなったんです。
高温傾向はこの先も続く予想で、満開日も例年より早くなりそうです。

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こちらは、民間の気象会社ウェザーマップの予想を元に作った、
福岡の桜の開花状況をカレンダーにしたものです。

今週末には、桜が五分咲きとなりそうで、
来週の月曜日には福岡管区気象台の標本木が満開を迎えるでしょう。
見頃のピークは3月下旬となりそうで、4月に入る頃には花ふぶきに変わる見込みです。

ことしの桜は見ごろの時期も例年より早くなります。
しっかりとコロナ対策をしたうえで、桜を楽しんでみてください。