ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

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気象予報士の森本まりあです。

きょうは二十四節気の1つ「大寒(だいかん)」です。
最低気温は八幡で-1度、
行橋市や飯塚市、添田町で-2.5度前後を観測し、冷え込みが強まりました。

この先も暦通りの寒さが続くのか、この先の気温の傾向などをお伝えします。

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まずは暦について、改めて見ていきましょう。
大寒は1年の中で最も寒さが厳しい頃とされています。

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いまは、寒中・寒の内にあたりますが、
小寒から節分までの寒の内で、ちょうど真ん中くらいにあるのが大寒です。
この大寒の頃に、1年の最低気温が観測されることも多くなっています。

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そんな大寒の時期にあたる1月下旬の平年の気温は、
北九州・筑豊地方の各地で、最高気温が8度台、
そして、最低気温は八幡で1.7度、行橋市や飯塚市、添田町では0度台となっています。

この頃の気温が年間で最も低くなるのですが、
ことしはこの時期を前に、すでに記録的な寒さを観測しています。

今シーズンの最低気温は、八幡で-3.2度、
行橋市や飯塚市で-4度台、添田町では-7.5度を観測しています。
添田町では観測史上最も低い気温です。
1月上旬に記録的低温や大雪をもたらした寒波の影響もあり、
今月中旬までの気温は、平年より1度から2度ほど低くなっている状況です。

そして暦通りに行くと、この先はさらに寒くなりそうですが、
ことしは大寒を境に気温の傾向ががらりと変わる見通しです。

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向こう1週間の天気と気温の予想を見ると、
この先は、最高気温が15度前後の日が多く、3月下旬並みとなるでしょう。
しばらく季節先取りの暖かさが続いていきそうです。

また、暖気とともに湿った空気も流れ込み、この先は雨の降る日が多くなる見通しです。
冬の乾いた空気を潤す恵みの雨となりそうです。

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そして、この高温傾向は1月下旬まで続く見込みです。

気象庁が発表した1か月予報では、
1月末まで平年より気温の高い状態が続き、3月並みという日も多くなりそうです。
高温に関する早期天候情報も発表されて、平年よりかなり気温が高くなるでしょう。

一方で、2月になると、また冬らしい寒さが戻る予想が出ています。
しばらく暖かいものの、このまま春へと向かうわけではなさそうです。

この先も気温の変化で体調を崩さないよう、十分お気をつけください。