ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

2020年11月11日 (水)

いまが見頃の星空情報

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気象予報士の森本まりあです。
夜の寒さが沁みますが、その分星空が綺麗に見られる気がします。
最近は赤く輝く火星がお気に入りです。

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さて、天気はこの先も、晴天傾向と空気の乾燥が続く見込みです。
今回は今後の天気のポイントと、
晴れているからこそ見られる星空情報をお伝えします。

まずは天気のポイント、
アップダウンが大きくなっている気温から見ていきましょう。

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こちらは、八幡西区の一週間の気温を表したものです。
11月に入ってからは、度々寒気が流れ込み、気温の変化が大きくなっています。

4日(水)は15℃を下回りましたが、6日(金)には25℃近く、
そして今週前半もまた気温は下がっています。
今日も最高気温は平年を下回っているということで、肌寒く感じたかも知れません。

ただ、明日以降は暖かい空気に入れ替わり、過ごしやすくなりそうです。

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寒気と暖気の予想を見ると、明日以降は寒気が抜け、
南からは、暖かい空気が流れ込む見込みです。
この傾向は来週にかけて続く見込みで、北九州では気温がかなり高くなるでしょう。

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向こう一週間の気温予想を見ると、
最低気温・最高気温ともに平年を上回る日が多く、
特に最高気温は、平年より大幅に高い状態が続く見込みです。

しばらく20℃以上ということで、
季節の進みはゆっくりとなり、比較的過ごしやすい日が多くなるでしょう。

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また、天気の方も週末にかけて安定した秋晴れが続きます。
15日(日)にかけては天気の大きな崩れもなく、空気の乾燥が続くでしょう。

晴れて乾燥する日というのは空が澄んで見えるため、星空観賞にもぴったりです。
ここからは、いまが見頃の星空情報をお届けします。

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まず1つめは、あすピークを迎えるとされる『おうし座流星群』です。
1時間あたりに見られる流れ星は2個程度と小規模な流星群ですが、
火球と呼ばれる明るい流星が多いのが特徴です。
このため偶然目にすることも多い流星と言われています。
今年は新月が近く天候的にも好条件、観測のチャンスがありそうです。

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また、流れ星は見られなくても、かならず見られるのが月と惑星の共演です。
こちらが見られるのは日の出前の東南東の空になります。

あすは、月より低い位置に金星と水星を見ることができ、
あさって13日(金)には月とひときわ明るい金星が接近します。
また、14日(土)には月と水星が接近する見込みです。
水星は普段は高度が低く見つけにくいですが、細い月を目印に探してみると良さそうです。

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さらに、もう1つご紹介したいのが、
岡垣町で見られる北斗七星「北斗の水くみ」です。

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岡垣町では、水平線近くを沈んで行く北斗七星が、
まるで海の水を汲んでいるように見ることが出来ます。

20201111-10.jpgのサムネイル画像

この姿を見るには北緯33~34度くらいで北に水平線が見えることが必要です。
この条件を満たす場所はとても少なく、
福岡県観光連盟によると、見る事ができるのは岡垣町と宗像市の一部の海岸ということで、
全国的にも世界的にも非常に珍しいそうです。

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観測のチャンスは11月下旬にかけて、午後7時前後に見ることができます。
目を暗さに慣らして、星の動きを観察できるよう、
大体この時刻の30分~1時間前から観察するのが良いそうです。

しばらく晴天続きですから、ぜひ暖かくして星空観賞を楽しんでみてはいかがでしょうか?